ドラマ｜40万キロかなたの恋の動画を無料で見れる動画配信まとめ

彼は人間嫌いであり、人工知能のユリ（声：吉岡里帆）との宇宙での一人暮らしに満足していた。

ある日、流星群がかがやきの軌道に入り衝突の恐れがあるとの緊急連絡がJAXISから入り、宗一の対応で激突は回避されたが、JAXIS管制官の三好涼介（矢本悠馬）と鹿島達夫（小松利昌）は地球への帰還が近いという。

帰る気がなく宇宙での滞在を1年延長すると主張する宗一に、広報担当の仁科香織（山田真歩）は衛星回線での取材を打診する。

しかし、取材を担当した鮎原咲子（門脇麦）は宗一の元恋人であり、取材中の画面上でケンカになったせいで一度通信が途絶えてしまう。

取材の不手際を三好と仁科に詫び、「自尊心の落としどころ」と宗一に言われたことを咲子がじっくり考える一方で、宗一は咲子との思い出写真を見ていた。

直後に、かがやきの船内で流星群の影響による爆発が起き宗一は意識を失うも、咲子のお陰で目を覚ます。

最終的にはA Iのユリの働きによって事は収束し、咲子から再度依頼された取材に宗一は応じるのであった。

咲子と宗一は打ち合わせでいつもケンカになるが、それには別れのきっかけとなった咲子の父とのことが関係しており、咲子の父は咲子を宇宙飛行士にしたかったのであるが、宗一が猛反対していたのであった。

新しい動画企画を考える咲子であったが、宗一といつものように口論になり、俺が気にいらないなら辞めればいいといわれてしまう。

そんな中宇宙では異常事態が発生し、停電になり、酸素も少なくなる中で地球との通信も途絶えてしまう。

宗一は船内の異常を探すが見つからず、危険な状態の中、ユリ（声：吉岡里帆）に励まされる。

破損の原因に気づいた宗一は電力を復旧させ、一方の咲子は宗一に花火大会の映像を見せることを思いつき、ユリに連絡をする。

花火大会に行く約束の日に宗一と咲子は別れていたのであった。

宗一は婚約を祝う言葉を伝えるが、咲子は交際中の彼からプロポーズを受けたものの、迷っていた。落ち込む姿を見たAIのユリ（声：吉岡里帆）は、咲子との再会による宗一の変化を感じる。

そして、何年も居続ける場所ではないかもと言う宗一に不安を抱き、感情を抑えきれなくなったユリは地球から離れようとする。

咲子は、宗一を救うことが使命だと言うユリに対し、それは宗一が好きで嫉妬しているのだと言い放つ。

ユリが、見えない場所に行くのは嫌だと宗一に伝えた時、輸送機がかがやきの前に急に現れ、ユリは地球から離れようとする。

そんなユリに宗一は、本当は寂しく、地球が眺められない場所に行きたくないという本心を話すと、ユリはかがやきの加速を止める。

咲子と別れた場所をいつもVRで見ていたことを宗一が話すと、咲子のことが今でも好きなのかとユリは聞き、それに対し宗一は、咲子には他の相手がいると言う。

ユリはそれで良いのかと問うのであった。

宗一と咲子、管制室の三好涼介（矢本悠馬）、広報の仁科香織（山田真歩）は、ユリの活躍をまとめた動画の作成を始め、形になってきた矢先にトラブルが発生し、宇宙船は損傷を受ける。

かがやきから操縦室を切り離し自らは本体に残ると言うユリに、宗一は叫ぶ。

ユリは自分の消滅を嘆いた咲子に感謝し、自分の存在意義は宗一を無事帰還させることであると言う。

そして、宗一に、宗一のことが好きで一緒に過ごせて良かったと全ての思いを伝え、爆発する。

仁科は、JAXISに戻った宗一に咲子から預かったユリの企画に関するデータを渡し、咲子がプロポースを断ったことを伝える。

宗一は、どうするかは自分が決めることができるというユリの言葉を思い出し、別れた場所で咲子にやり直せないかと提案をする。

賛同を示す咲子を抱きしめる宗一であった。