ドラマ｜CAとお呼びっの動画を全話無料で見れる動画配信まとめ

そんなある日、紗依が乗務する航空会社の国内線の旅客機新機長として高岡 (谷原章介)が着任することになった。

高岡機長が着任して数日後、紗依のまえに、偶然にも紗依の元恋人のマサル (賀集利樹) が妻をつれて現れたのだった。

紗依には、以前このマサルに失恋した苦い経験があったのだった。

しかし、そのことが彼女を奮起させて、いつの日か自分がキャビンアテンダントになって、このマサルを見返してやりたいと青春の一時期、その情熱を燃焼させたのだった。

そんな経過があって長い間、紗依はマサルに対して心にわだかまりに持っていた。

でも、実際にマサルと接し彼との会話を通して、彼女からしだいに過去の心の傷が癒えて行き、あの失恋という事があったがゆえに、自分にキャビンアテンダントになるという高い目標を与えてくれたという思いが与えられ、これまでの思いに反して彼に感謝する気持ちを持つに至るのだった。

仕事に励もうとした矢先、後輩たちが乗客の良い男を狙って名刺をくばり恋のチャンスをつかんでいることを知る。
紗依 も試そうとしたが、何かとうまく行かず、それどころかドジを連発してしまう。

そんな中、IT企業の社長、秋元 (東幹久) が紗依が乗っている機に搭乗してきた。

早速彼を狙った紗依だったが、いつものドジを発揮し、彼の高級イタリア製シルクのズボンに水をかけてしまう。

急な出張で苛ついていた秋元は怒り、傲慢な態度で紗依に怒鳴りつける。

そんな秋元の態度に怒りを覚えた紗依は、彼の言葉に喧嘩をふっかけてしまう。

どうにか二人の言い合いは収まったが、秋元の怒りは収まらず紗依の解雇を要求するのだった。

しかしまたもコーラをこぼし、始末書を書かされるのだった。

カップルたちを横目に三年も彼氏がいないことを嘆く紗依 に美里（川原亜矢子）は「黄金期に男をゲットすべき」と諭す。

諭された紗依 はその足で占い師の元に向かい、占い師から「12年に一度のモテキ」と判を押されるのだった。

同僚たちのコイバナに考えさせられる紗依 だったが、優花（香里奈）から合コンに誘われる。

相手が商社マンとしった紗依は運命の相手を見つけるべく、制服作戦を実行して合コンに挑むことにした。

合コン当日、紗依はトイレで制服に着替え「フライトが遅れて制服のまま着ちゃった」を演出するが敢え無く失敗に終わるのだった。

そんな矢先、菜々美（安田美沙子）と香織（安田美沙子）が渡部誠一（金子昇）という同じ男と付き合ってることが発覚する。

彼はCA限定狙いで、勤務時間に違いを利用して二股をしていたのだった。

そんなある日、紗依がたまたま取材を受けた新聞記者・伸子 (板谷由夏) が高岡の恋人であることをひょんなことから感知し、紗依の乙女心は動揺する。

しかし、近く伸子がニューヨークに転勤するため、高岡には彼女の方から別れてほしいと話されたことを紗依は知ってしまうのだった。

なぜか紗依は素直に身を引いて別れようとしている高岡に対して、伸子を引き止めるように強く説得する。

そして、伸子がいよいよニューヨークに出発する日に、高岡は伸子を追いかけて急ぎ空港までたどり着くが、彼女の夢を自ら壊したくないという思いに促されて、伸子のために「成功しなければ許さないよ」と、高岡なりの精一杯の別れの言葉を告げて彼女を見送るのだった。

打ち合わせの後に呼ばれ、何か言われるかとわくわくしていたが言われたのは「乱気流でドリンク零さないように気を付けて」だった。

落ち込む紗依 を他所に優花 (香里奈)は乗客からファンレターやら名刺やら相変わらずのモテっぷりを披露していた。

そんなモテ女・優花だったが、とうとう恋におちた。

相手はカフェの店員・慎吾 (金子貴俊)であり、偶然スカーフを拾ってもらっただけで恋に落ちたのだった。

セレブが相手かと考えていた面々は、違うことに落胆しつつも優花の恋を応援しようと考える。

しかし、相手の男は優花のことなど覚えておらず、彼女のモテオーラもまったく効かなかった。

自分の魅力が伝わらないことに凹む優花だったが、紗依に背中を押されて告白することを決意したのだった。

りさ子と紗依の関係は良いものではなく、2人は敵対心を剥き出しにする。

その最中、制服をなくしてしまったりさ子は紗依たちに加え、親しい関係であった国際線に乗務するキャビンアテンダントまで疑い出し、次第に孤立して一人になってしまう。

りさ子が他人を信じることができなくなったきっかけが交際していた男性に騙されたかつての失恋にあると知った紗依は同情を見せるのであるが、りさ子はますます孤立していく。

そんな時、機会があればりさ子と関わろうとしていたストーカー（長州小力）が彼女の前に姿を現す。

紗依がギリギリのところで現場に駆けつけてりさ子を助け、ストーカーが制服を盗んだ犯人であったと明らかになった。

同僚に疑ってしまったことを謝罪したりさ子は仲間は大切であると悟るのであった。

喜久江は結婚を急がしてくるため、その場をなんとかやり過ごすために紗依は考えたのであった。

しかし、高岡と交際しているということが偽りであるとすぐに知られてしまい、お見合いを経て結婚させるために岡山に紗依を連れ戻そうと喜久江は考えるのであった。

だが、紗依がキャビンアテンダントの仲間から頼りにされ、仕事に本気で取り組んでいることを知った喜久江は、紗依を連れ戻す計画を白紙にし、岡山へ戻ることにしたのであった。

本当はお見合いをさせるためではなく、寂しいから実家に帰ってきて欲しかっただけだと故郷に帰る直前に喜久江は打ち明け、紗依を勇気づけて岡山へと帰っていった。

多忙な美里のことを気にかけた息子の雄介（渡辺奏人）は保護者が参加することになっていた学校行事に関することを言わないで黙っていたのだという。

仕事に一生懸命に取り組むあまり、息子に気を遣わせてしまっていたことを美里は悔やんでおり、家庭と仕事を両立することができていなかったことに肩を落とす。

そしてついには辞表を準備し衝動的に会社に提出してしまったのであった。

だが、美里は雄介が描いた母のことを尊敬しているという内容の絵日記に目を通し、感激のあまり涙し、キャビンアテンダントという仕事を今後も続けていくことを心に決める。

美里は雄介に気を遣わせてしまっていたことを謝罪して、親子の間の絆を再確認したのであった。

南田は自分勝手であることをまず謝罪し、その上で恵への自分の気持ちを打ち明け、約束の時間までに待ち合わせの場所に恵が姿を現すことがなければ恵のことはきっぱり諦めようと思っていると伝える。

だが、恵は南田と交わした約束の時間が刻々と迫っているのにも関わらず、お見合いで出会った男性のもとへと行ってしまうのであった。

恵が過去に南田との間にできてしまった隔たりのせいで、自らの気持ちから目を逸らしてウソをついていると悟った紗依（観月ありさ）は、南田と待ち合わせの約束をした場所へと行くように恵に話したのであった。

紗依の思いを受けとめた恵は南田が待っている場所へ急いで向かうのであった。

南田は自分の妻となる人には家庭を何よりも大切にしてほしいという考えを持っており、そのような南田の思いを考慮して恵は心を決めたのであった。

そして恵が乗務する最後の日がとうとうやってくる。

紗依（観月ありさ）らフライトを一緒に担当するメンバーは、一輪の花を用意し、その花を恵に手渡してもらうよう事前に乗客にお願いをしていた。

最後の乗務となったフライトに乗り合わせていたクルーから乗客まで全員で恵をお祝いしたのであった。

査定フライトに全てをかけていた紗依であったのだが、そんな時に乗客の1人である婦人（草村礼子）が髪留めを紛失したというところに居合わせてしまう。

試験を控えているのにも関わらず、そっちのけで婦人が失くしたという髪留めを探し始めてしまった紗依の試験結果は不合格であると考えられていたのだが、美里（川原亜矢子）の心には乗客を第一に考えて行動をした紗依の姿が響き、小野寺に紗依を合格にしてあげてほしいと頭を下げてお願いをしてくれていたのであった。

その甲斐もあり、紗依は長いことずっと願っていた合格を手にすることができたのであった。

いよいよ、南田（沢村一樹）と恵（西田尚美）の結婚式の当日がやってくる。