ドラマ｜誰にも言えないの動画を１話から全話無料で見れる動画配信まとめ

彼は加奈子に結婚の意思をちらつかせるが、加奈子が妊娠したことを知った途端に態度を一変させた。 突然彼女に、結婚する意思がないことを言い渡した。

弁護士の彼には、弁護を引き受けた会社経営者である愛⼦(野際陽⼦)の娘、美雪(⼭咲千⾥)との縁談が持ち上がっていた。

加奈子との結婚と、美雪との結婚を天秤にかけた結果、打算的な結婚を選んだのである。

加奈子は出産を諦め、それによって今後子供を授からない体になってしまった。

実は高校時代にも中絶を経験していて、これで2度目ということが原因だった。

それから3年ほど経った頃、加奈子は新しい仕事先で伸吾(⽻場裕⼀)と出会う。

彼はアパレル系の営業職に就いていて、ふたりは親密になっていく…。

山田夫妻と同席することになった栗林家での飲み会では「子供が欲しくなった」という伸吾（羽場祐一）に内心動揺する加奈子。

そして、会話の中で⿇利夫と美雪(⼭咲千⾥)の結婚までのいきさつを聞き、妊娠した自分は地位と名誉のために⿇利夫に捨てられたのだと知る。

加奈子が一人になったのを見計らって近づいてきた⿇利夫は「引越は偶然だ」といい「子供ができたと知っていたら別れなかった」と執拗に畳みかけてくる。

伸吾に知られたくない加奈子は強く口止めするのだが、不敵な表情の⿇利夫ー。

数日後、マンションのバザーで山田家が売りに出していた商品の中にオルゴールを見つけ、嫌がる加奈子をよそに購入してしまう何も知らない伸吾。

このオルゴールは加奈子が⿇利夫と別れた時に手放したものだったのだ…

伸吾にとっては良い話だと思われたが、妻の加奈⼦(賀 来千⾹⼦)は麻利夫に不信感を抱いており、その言葉をそのまま受け止めることができず戸惑っていた。

彼にその真意を問い質すと、加奈子に償いたいという気持ち意外に、他意はないと言う。

そしてかつての二人の関係も、誰にも話さないと約束した。

しばらくした後に、伸吾は山田書房に入社したが、加奈子の不安は拭いきれないままだった。

しかし初出社の当日、麻利夫は突然伸吾を問い詰めた。

それは彼が高校時代に起こした、傷害致死事件についてだった。

伸吾は突然の事に驚き、妻でさえ知らない自分の過去を暴かれたことに狼狽えてしまう。

そんな彼に麻利夫は、この事は自分たちだけの秘密であると意味深に囁くのだった…。

その事件は設置されていた消火器が消えるというもので、犯人は不明だった。

しかし住民の間では、それは伸吾(⽻場裕⼀)の犯行だとまことしやかに噂が広まった。

そのため、それに対処するため急いで緊急の理事会が開かれた。

そこで加奈子は住民からの非難の矢面に立たされるが、その窮地を⿇利夫(佐野史郎)の弁護によって救われる。

そんな中で麻利夫の妻、美雪の母親でもある愛⼦(野際陽⼦)から、食事会を開くように命じられる。

その食事会の参加者である二組の夫婦の面前で、愛子は突然新たな人事を言い渡した。

さらにこの食事会の参加メンバーの中に、自分たちを破滅させようとしている人物がいる、と語った。

その場にいたメンバーは、その言葉に驚きを隠せなかった。

そこには夫の伸吾(⽻場裕⼀)を名指しで、殺人を犯した犯罪者だと糾弾する内容が書かれていた。

それによって加奈子は再び、マンションの住人たちによる嫌がらせを受けていた。

この一件に憤りをおぼえる加奈子だったが、伸吾の受け止め方は彼女とは違っていた。

高校時代の出来事を挙げ、殴った相手を自殺させてしまったのだから自分が殺したのと同じこと、メモに書いてある内容は間違ってはいないと告げた。

その晩加奈子は、テラスに隠されていた消火器を川に廃棄しようとしていた。

しかしその様子を⿇利夫(佐野史郎)に目撃されてしまった。

狼狽える彼女に麻利夫は、抱擁しながら自分のたてた作戦が成功したことを喜んでいた。

しかし実はこの現場もまた、密かに目撃する妻の美雪(⼭咲千⾥)の存在に、麻利夫は気がついていなかった。

その写真が原因となり、松永伸吾は自身の妻である松永加奈子への疑心暗鬼に陥っていく。

そしてその疑心は妻への態度へも表出していくのであった。

松永加奈子は疑心暗鬼に陥り、自身に対して態度が冷たくなっていく夫の様子の原因がシーツを身に纏った自身が写った写真によるものだと知る。

そのことから身の回りで起きる不可思議な事件と夫の様子が山田麻利夫のエキセントリックな所業によるものだと確信を強めていった。

そのような中、松永伸吾と松永加奈子二人は起きた出来事を記憶から消そうとするかのように、思い出をなぞろうとする。

自分のパートナーを信じたいという思いを互いに抱えた二人は、思い出の場所である湖に行こうという計画を立てて実行に移すのであった。

そして彼女はその感情を隠そうともせず、言動でぶつけてくることに加奈子は不安をおぼえる。

自分と麻利夫の秘密を守り抜くことはできない。

きっといつか暴かれてしまう…。 恐怖を感じた加奈子は、夫の伸吾(⽻場裕⼀)に自分の過去の全てを打ち明けようとする。

しかしその彼女の覚悟は、麻利夫によって制止されてしまった。

ある晩美雪は、自分と夫、加奈子たち夫婦と四人でクラブに遊びに行きたいと言い出した。

気乗りがしない様子の麻利夫と加奈子たち夫婦は、愛子に命じられ共に行動せざる得なかった。

妖しげな雰囲気のクラブで、彼らはお互いのパートナーを替えて踊り始める。

そして次第に狂ったムードに酔わされていき…。

そして再び子供を授かることが出来る体に戻ったのだ。

しかしあろうことか、検査の結果今度は伸吾(⽻場裕⼀)の体が不妊症だということがわかった。

その一方で、⿇利夫(佐野史郎)と加奈⼦の過去の出来事や関係を、妻の母親である愛⼦(野際陽⼦)に知られてしまった。

そして加奈子は厳しい非難を受け、夫の伸吾に全てを打ち明けるように迫られた。

そんな中で麻利夫は、妻の美雪(⼭咲千⾥)の不在を狙って加奈子を自宅に呼び出した。

それは密かに彼が書斎に隠していたトランクを、彼女に見せるためだった。

そしてそのトランクの中には、過去のふたりの思い出が詰まった品々がおさめられていた。

麻利夫は加奈子に対して、うっとりとした表情を浮かべながら、関係のやり直しを求めてくる。

しかしその扉の外には、留守のはずの美雪の姿が…。

そしてその数日後に、社長就任パーティーが開かれた。

その席で張り切って挨拶をしようとする麻利夫だったが、それは散々な結果で失敗に終わってしまった。

加奈⼦(賀来千⾹⼦)の姿を目にした彼は、突然おかしくなってしまったのだ。

自宅に帰った麻利夫は、妻の母親である愛⼦(野際陽⼦)から、スピーチの際の醜態を叱責される。

しかし彼には言い訳の言葉も出てこず、黙って家を出るしかなかった。

加奈子たちが住むマンションを訪れた麻利夫は、ちょうど帰って来た加奈子の姿を見つけた。

そして嫌がる彼女に構わず、力ずくでエレベーターに連れ込んだ。

そして社長の座が欲しいあまりに、過去に彼女を捨てたことを悔やみ、詫びるのだが…。

それは仕事中も同じことだった。

そしてそのせいで、就任パーティーのスピーチに続き、またもや失態を見せてしまった。

義理の母親である愛⼦(野際陽⼦)は、これらの諸悪の根元は加奈子であると考えていた。

半ば逆恨みとも言える感情を加奈子に抱く愛子は、彼女の夫である伸吾(⽻場裕⼀)の語られなかった過去まで暴露してしまった。

この頃伸吾は、自分たち夫婦が子供を授かれないのは自分の不妊症に原因があると知って、落ち込んでいた。

男として、夫としての自分に自信を失ってしまった彼は、ついに加奈子に離婚話を切り出した。

そして同じ頃、麻利夫もまた妻の美雪(⼭咲千⾥)に離婚話を持ちかけていた。

それと同時に辞職を決意し辞表を提出するものの、離婚も辞職もどちらも愛子によって阻止されてしまった。