ドラマ｜ど根性ガエルの動画を１話から全話無料で見れる動画配信まとめ

彼は普通の青年ではありません。

16年前にTシャツに貼りつき、それからずっと見守っていてくれている相棒がいたのです。

それは平面ガエルのぴょん吉（満島ひかり・声）です。

困ったことが起こってばかりのひろしをぴょん吉はいつも、ド根性で立ち向かっていってくれたのです。

無二の親友のために、でもそれゆえでしょうか今やすっかりひろしはダメ男になってしまいました。

そして親友どころか、いつも喧嘩ばかりの二人となっていたのです。

そんな折、結婚して町を出てしまっていた初恋の人・京子ちゃん（前田敦子）と再会、彼女は離婚して戻ってきたのです。

もちろん大喜びのひろしも、彼女は別人のように冷たい態度です。

いつもの面々を巻き込み、ひろしとぴょん吉はある決意をするのでした。

結局は変わらず毎日ダラダラと過ごす彼なのでした。

もちろん母ちゃん（薬師丸ひろ子）もぴょん吉（満島ひかり・声）も説教しますが、彼は屁理屈をこねてばかりです。ついには母ちゃんと言い争いになって、勢いで家出してしまったのでした。

と言っても、お金もないしやることもない・もちろん住む場所の当てだってあるわけもありません。

そこで彼がやった強硬手段、ゴリライモ（新井浩文）の乗っていたパンの移動販売車を奪う、そして旅に得るという新手の方法でした。

ひろしを捕まえなければ、ぴょん吉は京子ちゃん（前田敦子）が運転する車に乗りこみ慌てて追いかけるのです。

彼を捕まえることは出来るのでしょうか。

ですが仕事がうまくいかないばかりか、深夜の工場に忍び込んで騒ぎを起こし警察に連れていかれたりと散々です。

すっかり腐ってしまっていたのでした。

一方でぴょん吉（満島ひかり・声）はそんな彼を手伝いたい、工場に行きたいと言い出します。

でも仕事でまでぴょん吉に助けてもらうわけにはいかないと、ひろしはことわるのです。

懸命に働くゴリライモ（新井浩文）、その姿を見てひろしはなんでそんなに頑張るのかと聞きます。

子供の頃の彼は乱暴者、一生懸命お仕事をするというイメージとは程遠いキャラだったからです。

そんなひろしにゴリライモはしっかりとした考え、立派な理想を語ります。

彼はちゃんと大人になっていたのでした。

その話を聞きながらひろしはと言うと、自身が何のために働くのか分からなくなっていたのです。

ひろし（松山ケンイチ）はというと、京子ちゃん（前田敦子）と花火を見たいと張り切っていたのでした。

そんな彼ですが、トレードマークである頭の上のサングラスをひったくりに奪われて意気消沈、なんとかぴょん吉（満島ひかり・声）が捕まえて取り返すことが出来たものの、すでにサングラスは壊れてしまっていたのでした。

花火大会のために町にやってきた花火職人たち、その中にモグラ（榎本時生）がいました。かつてのゴリライモ（新井浩文）の子分です。

ひろしたち中学時代の仲間たちも大喜び、皆で集まって昔を懐かしむのでした。

そして花火大会当日、ゴリラパン工場では普段の3倍の稼働をすることとなりました。

大忙しで花火大会どころではない、とはいえ社会人たるもの仕事を頑張らなければなりません。

しぶしぶ取り掛かるひろし、でも「俺が頑張ったらろくなことが起きない」と言い出します。

その不吉な予言は現実となりました。

毎年この日は社員の誰かを一日社長にするのが恒例行事、今年はひろし（松山ケンイチ）が務めることとなりました。

そのころ、ぴょん吉（満島ひかり・声）はというと五郎（勝地涼）がTシャツを着て町を歩いていたでした。

ぴょん吉の異変に気付いた五郎、隠そうとはしているもののどうやらぴょん吉は具合が悪そうです。

一方でひろしはというと、一日だけとはいえ社長になることが出来て大喜びするもやることがなくって退屈し始めるのです。

そんな中でようやく仕事らしい仕事が入ってきました。

なんと5000個という大口のゴリラパンの注文です。

それも至急用意してほしいとのこと、もちろん大張り切りのひろしです。

社長らしく仕事をしようと頑張る彼、無事成功するのでしょうか。

またぴょん吉の容態は大丈夫なのでしょうか。

もちろんすぐ処理されることに、京子ちゃん（前田敦子）らみんなの家が突然の避難区域指定です。

もし万が一があっては大変ですから、急いで避難するしかなかったのです。

そんな中でちょうどひろし（松山ケンイチ）の家だけが避難区域に入らなくて済みました。

というわけなので京子ちゃんたちはひろしの家に大集合です。

そのまま待機していればよかったところ、ぴょん吉（満島ひかり・声）が不発弾を見てみたいと言い出したのです。

凧の要領で上空から見せてやることにしたものの、途中でタコ糸が切れぴょん吉は飛ばされて行ってしまうのでした。

一方でゴリライモ（新井浩文）はというと選挙への出馬を決意しており、ひろしは応援演説を頼まれるのです。

「本当の俺を語ってほしい」という依頼にひろしは悩みます。

つまりは寿命が近づいているということです。

それを知ったひろしは不老長寿の神としてカエルを祀っている神社に救いを求めようとしたのです。

そこに連れていけばきっと元気になるはずです。その神社があるのは富士山のふもと、京子ちゃん（前田敦子）や五郎（勝地涼）に母ちゃん（薬師丸ひろ子）と大所帯で向かったのでした。そしてぴょん吉の寿命が延びるようにと祈願したのです。

ちょっとしたプチ旅行、いつも一緒にいて思いっきり遊びまわった子供時代を思い出しながら楽しい気持ちになるひろしたちなのでした。

そんな彼らを見つめる目がありました。

それはたくさんのカエルたち、この神社の神様たちなのでしょうか。

更に選挙活動に奔走するゴリライモ、そんなかれを横目にひろし（松山ケンイチ）は複雑な思いを抱いていました。

そんな折、ゴリライモは京子ちゃん（前田敦子）にプロポーズするとひろしに宣言します。

そして選挙活動がすべて終わった時、本当にみんなの前で「当選したら結婚してほしい」と京子ちゃんに公開プロポーズをしたのでした。

ちょうどその場に居合わせたひろし、事前に伝えられていたとはいえその姿を見てショックを受けるのです。

もしもゴリライモが当選すれば京子ちゃんは彼のモノに、だからこそ彼に投票するかどうか思い悩むのでした。

もちろんゴリライモが議員を目指して頑張ってきたことも一番近くにいてみてきていたのです。

だからこそゴリライモと京子ちゃん、どちらを選ぶべきか究極の選択なのです。

もちろんひろしだって福男になりたい、レースに勝とうと練習に励むのでした。

怠け者の彼がなぜこれほどまで頑張るのか、それは今年は絶対に福男になりたい理由があったからです。

そんな中で、ゴリラパン工場はというとぴょん吉（満島ひかり・声）をかたどった新作パンが販売されることになりました。

そのアイデアを出したのはひろしです。

当のぴょん吉はというと、福男福女レースを盛り上げるために中学校ブラスバンド部に協力を頼んで盛大なファンファーレを演奏してもらうことにしたのです。

ひろしもぴょん吉もお互いを大切に思い、行動していました。

そんな中でついに、ひろしとぴょん吉にお別れの時がやってくることとなったのです。

そんな折、町でいろいろな家から少しずつ食べ物が盗まれるという不思議な事件が続発するのです。

もしかしたらその犯人はぴょん吉なのかもしれません。つまりはどこかで生きているのでは、真相はどうなのでしょう。

京子ちゃん（前田敦子）や五郎（勝地涼）、ゴリライモ（新井浩文）はというと、16年前の出来事を再現すれば良いのではと考えていました。

ひろしは京子ちゃんに呼び出されてぴょん吉が平面ガエルになった池のほとりにむかいます。

そこにはなぜか自分とそっくりの男がいたのです。

そして彼はぴょん吉のいなくなったTシャツを着ています。その男とはいったい誰なのでしょう。

ぴょん吉は蘇るのでしょうか。