ドラマ｜ファイナルファンタジーXIV 光のお父さんの動画を無料で見れる動画配信まとめ

光生はもちろん、博太郎もFFにすっかり夢中になり、二人でゲームをすることが日課のようになっていました。

それから月日が流れ、光生も社会人となりましたが相変わらずFFが大好きでプレイをしていました。

博太郎はすっかりゲームから遠のいており、光生との会話も少なくなっていました。

そんな父との関係に悩んでいた光生はFFのオンラインゲームで仲間たちに相談します。

するときりんちゃん（声‧悠木碧）から「正体を隠して仲良くなれば心を開いてもらえるかも」とアドバイスを受け、光生はFFを通して接してみようと考えました。

退職祝いと称して、博太郎にゲーム機とFFをプレゼントし、オンラインゲームについて説明します。

「インディー」の名前で始めた博太郎を確認し、光生もまた自分のキャラクターである「マイディー」と彼女の仲間たちはインディーをサポートを始めたのでした。

博太郎とフレンド登録がしたかったのですが、接触の仕方がわからなかったのです。

そんな矢先、光生は会社から女性社員の離職率が高いので原因を探ってほしいと命じられます。

先輩から辞めそうな女性社員・陽子 （馬場ふみか）を教えてもらい、理由を聞き出そうとしましたが答えてもらえません。

家に帰ると今度は父がFFをやめてしまっていました。

理由を聞くと、雪山のエリアで半そでのコスチュームが恥ずかしかったというのです。

その言葉に光生は「初心者は思いもよらぬ理由でリタイアすることがある」と気が付き、陽子に対して「どんな理由でも構わないから教えてくれ」と尋ねました。

すると「制服がださい」ことが原因だとわかったのです。

会社はその意見を取り入れ、すぐさま制服を新しくしました。

そしてゲームの世界のほうはというと、博太郎がモンスターに襲われているところを光生が助け、無事にフレンド登録することができました。

また、コスチューム問題も仲間たちに提案し制服をつくることを提案したのでした。

社会人としての難しさを痛感する傍ら、社会人として成功した父・博太郎（大杉漣）の存在のすごさを改めて感じたのでした。

ゲームで父との交流は上手くいっており、博太郎のお茶目な一面が垣間見えたりと光生が見たことない父を知ることができました。

そんな矢先、新しい顧客からの印象を挽回すべく臨んだ接待で会話を弾ませることができず、相手から担当の変更を要求されてしまいます。

凹んだ光生は先輩からの励ましも聞こえず、仕方ないと変更を受け入れてしまいます。

帰宅し、ゲームをつけると博太郎からボス戦に誘われました。

まだまだ弱い博太郎では勝てないボスでしたが、諦めず何度もチャレンジする博太郎の姿に光生は何かを感じたのでした。

それは母・貴美子（石野真子）が楽しみにしていたドラマの時間を奪ってまでゲームをするようになってしまう。

あまりの熱中ぶりに貴美子からは「一日一時間まで」と約束させられる。

一方、光生は職場の空気が悪いことに頭を抱えていた。

職場の仲良しOL二人組が喧嘩をし、職場全体が巻き込まれてしまったのである。

同僚の陽子（馬場ふみか）はそのうち仲直りする、と言うが険悪なムードが早く解消されてほしいと願うばかりであった。

帰宅しても父と母が険悪なムードに包まれており、光生は家だけでもこの空気を拭い去りたいと強く思い、博太郎を食事に誘って説得しようとした。

しかし博太郎との会話は弾まず、さら博太郎の頭の中はゲームで埋め尽くされていた。

このままではいけないと思った光生はゲーム内で話をすることにしたのだった。

これまでも蕎麦屋に入ったあとにそばアレルギーだったことを告白したり、一風変わったタイミングで告白することが多かったのですが、今回はなかなか口にしてきません。

そんなある日、博太郎は学生時代の友人・大野（長谷川初範）から大野の会社で働かないかと誘われました。

しかし博太郎は会社を立て直すアイデアだけを彼に渡し、就職することを頑なに断るのでした。

偶然、会社の送別会の二次会に向かっていた光生は博太郎と大野に出くわしました。

そこで大野から「博太郎が会社を辞めた理由がわからない」と聞き、ますます辞めた理由を知りたいと考えました。

そこでゲームの中で聞き出そうとしましたが、はぐらかされモンスター退治を優先しました。

そして終わった後、博太郎が突然仕事を辞めた理由を答えました。

「実は私、病気なんです」と。

いざ面と向かって聞こうにも聞けず、父の書斎から健康診断書を探そうと机の引き出しを開けるとそこには沢山付箋が貼られたゲームの攻略本がありました。

父が熱中していることに嬉しくなった光生は病気は父の冗談だったと思おうとしました。

しかし数日後、偶然再会した大野（長谷川初範）から父の病気のことを明かされ、事実であったことにショックを受けます。

そして病気の父にゲームを勧めている場合ではなかったと激しく後悔しました。

ゲームにログインし、モンスターと戦っている父を見つけて「大丈夫ですか」と声をかけると、博太郎は自分について語りはじめました。

仕事が生きがいであったのに病気がわかったこと、手術を薦められていたが無意味に思えてしまったこと、しかしゲームをしたことでまだまだ楽しいことがあることを知って病気と闘う覚悟を決めたことを口にしました。

その言葉に光生は画面越しに静かに涙するのでした。

ツインタニアを倒したら正体を明かそうとしていた光生でしたが、父が楽しそうにプレイしている姿にこのまま黙っていようかと考えていました。

戦い始めてから２週間が経ちましたが、ツインタニアは倒せませんでした。

このままでは倒さないままになってしまうのかと思われた矢先、博太郎が金曜日から入院するからそれまでに倒したいと口にしました。

死なないつもりだが、悔いを残したくないという博太郎の言葉に仲間たちは絶対に倒すぞと意気込みます。

しかしそう簡単にはいかず、金曜日まで残すところあと一日となってしまいました。

光生をはじめ仲間たちは気合を入れてツインタニアに挑みました。

結果は勝利、嬉しさのあまり光生は「おめでとう、お父さん」と口にしたのでした。