ドラマ｜石の繭殺人分析班の動画を無料で見れる動画配信まとめ

ある日、廃墟となったビルの地下で、死体が見つかった。

死体は首から下が、床のなかにセメントで固められていた。

犯人はどうしてこのような猟奇的な犯行におよんだのか？

現場に残された遺留品から、死体によく似た「犠牲者の型取り」という石こう像があることがわかる。

異常な殺人事件として、最寄りの警察署には捜査本部が設置され、警視庁から捜査一課が繰り出した。

第十一係の刑事として、如月も捜査本部に加わる。

すると、捜査会議が行われているなか、なんと犯人から直接電話が入ってきた。

犯人は”トレミー”と名のり、交渉相手として、如月を指名する。

まだ新人の如月だが、犯人と直接交渉せざるをえない。

電話のなかで、トレミーは、殺人についてのヒントを小出しにして、警察を馬鹿にし、挑発するのだった。

トレミーはそう言い残して捜査本部への電話を切った。

被害者たちはトレミーに何らかの恨みを抱かれているのではないか？

そう考えた如月塔子（木村文乃）と鷹野秀昭（青木崇高）は、最初の被害者である伊沢義邦の自宅で、人骨の写真とジャーナリストを名乗る男からの手紙を発見する。

徐々に謎が解けていく中、トレミーから更なる電話が入る。

それは次の犠牲者の居場所を教える代わりに、マスコミへ伊沢と第2の犠牲者が人殺しだと公表するように要求するものだった。

要求を呑んだ塔子に、被害者と一緒にいると告げるトレミー。

捜査本部はトレミーの居場所を逆探知して突き止め、被害者救出とトレミー確保に向かうのだが……

駆けつけた廃病院では、すでに第2の被害者・阿部大祐がモルタルで固められ「石の繭」にされてしまった後だった。

だがしかし、有力な容疑者であった者がすでに亡くなっていることが判明して手掛かりは1つもない状況になってしまっている。

証拠が見つかれなければもちろん、犯人特定することはできない。

捜査の中で事件に関係していた人物と接触する必要がある。当時の記憶が薄れる中で、真犯人を特定するには難しい事件だろう。

そんな中で、トレミーへ「第３の犠牲者が出る」予告状が届いて捜査一課内の緊張が更に高まりを増すことになる。

なんとか、早く解決しなければ第3の犠牲者が出てしまう。

そして、捜査を進める中で塔子・鷹野は17年前の事件を良く知る人物が生きていることを知って捜査の進展を期待する。

何か解決の糸口が見えてきたような気がする。

捜査一課はトレミーが八木沼雅人と断定して、逮捕状を請求することにした。

雅人には両親が居る。

その両親との関係に何かあったのではないか？

捜査する中で雅人と両親の過去にある事実があったのだ。

父親は不幸にも他界している。

雅人の親父である八木沼孝明（水橋研二）が身近に居る誰かに殺害されたことへの恨みによる犯行と考える。

両親のことへの復讐のために殺人計画を実行したという推理が成立する。

そして、その身近に居た人物が第３の犠牲者となることが推測されるのだ。

いったい誰がその標的になってしまうのか？とそこに、トレミーからの電話があり第３の犠牲者が居る場所が分かるようなヒントを貰うが…。

一斉捜査で犯人を検挙させるように指示を出して…その居場所でとんでもないことが起こることに！？

病院へ運ばれる塔子。

トレミーの教えた場所はギミックつまり、行ってはいけない場所だった。

その場所は警察をおびき寄せるためのもの…犠牲者はそこにはどこにもいなかった。

つまり、犯人が巧妙に仕組んだ罠だったのだ。

だがしかし、唯一の生きのこりである幼少時代の雅人がそこで監禁されていた痕跡があることが分かった。

捜査の進展から事件の奥深いところが…そして、17年前のその場所でいったい何があったのか？

トレミーは警察にウソをついてまで何を隠したかったのか？

2つの事件の謎が多い中で、捜査一課は重大な事実が第3の犠牲者に隠されていることがあると気づく。

それは、捜査の進むことで解明されてきたことだけど…。

そんな中で、トレミーの真の狙いである猟奇的計画は塔子を襲うことになった。

塔子を殺すことが目的だったのだ。