大沢たかお、綾瀬はるか、中谷美紀など豪華キャストが勢揃いしたドラマ「JIN-仁-」。
国内外で33もの賞を獲得し、世界でも人気となった作品です。
この記事では、南方に対する咲の想いが見えた10話について、あらすじやネタバレ・感想をまとめています。
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ドラマ「JIN-仁-」前話9話のあらすじと振り返り
仁(大沢たかお)への想いが日増しに強くなっていく野風(中谷美紀)。一方、咲(綾瀬はるか)も仁への恋心を募らせていた。そんな中、江戸の町に大火事が起こる。(引用元:U-NEXT)
大火事で医者として必死に治療にあたった南方。
そして南方は火消しとともにお互いのことを認め合うのでした。
その後、南方は未来に戻る兆しの頭痛が起き…。
ドラマ「JIN-仁-」10話のあらすじ
野風(中谷美紀)の身請け話が決まり、最後の診察をすることになった仁(大沢たかお)。野風の体の一部に異変を感じるが、あることを理由にそれを伝えられずにいた。(引用元:U-NEXT)
野風の検診
南方は、いつもの原っぱで考え事をしていました。
咲がやって来て、縁談の話がきていると相談しようとした時、あの強い頭痛が起き、南方は倒れてしまいました。
咲は、何とか南方を支えて帰ると、懐に入ってた写真が無いことに気づき、先程の原っぱに戻って探しに行きました。
しばらくして、南方が目を覚ますと写真が無いことに気づきましたが、咲が見つけて来ていました。
写真の未来は、さらに薄くなっていました。
その頃、龍馬に久坂という者から文が届きます。
この文は、罠ではないかと疑っていました。
橘家には、鈴屋の主人、彦三郎(六平直政)が南方を訪ねてきます。
「野風の身請けが決まった。2500両で妾にすると言う人か現れたんだ。最後の願いだと野風に言われているから、先生、お調べを頼めないか。」と、彦三郎は頭を下げました。
「あの日のことは、野風も先生との最後の思い出作りをしたかったのではないか。許してやってくれ。」と話しました。
咲が、お調べに行かれるのですか?と尋ねると、「未来が産まれる可能性のある身請け先かもしれない。」と話し、お調べを承諾しました。
咲もお調べに同行したいと申し出ました。
お調べ当日、身請け先の藩医の三隅(深水三章)も来ていました。
野風が咲に「先生の決めたお人の話を聞いた。空しい試みに終わってしまった。」と、先日の出来事を話しました。
胸の検診の時、南方は異変を感じたが問題なしと報告しました。
代わって三隅もお調べをするが、問題なしと判断します。
野風は、南方を疑いの目で見つめていました。
咲の想い
南方は、もしお調べで何か見つかった場合どうなるのですか?と彦三郎に聞くと、破談になる事もあると答えました。
帰宅し写真を確認すると、未来の色は濃く戻っていて、「これでよかったんだ。」と言い聞かせるように思いました。
南方は、医学館の福田(佐藤二朗)に乳癌の薬について知らないか?と聞くと、「乳癌と言えば岡花流だ。佐分利が岡花流で学んでいた。」と言うので、佐分利に聞くが、分からないと言うばかりであまりふれて欲しくないように感じました。
その頃咲は、縁談の話を南方に話せず、南方も自分の気持ちに全く気づいていない事に、腹が立っていました。
そして、咲は恭太郎にお願いしたい事があると相談します。
その時、龍馬が野風からの文を渡しにやって来ました。
そこには、お調べについてのお礼とこれで身請けに行けるという内容で、落ち込むような顔をする南方を見て、「そんなんだから咲殿がやきもちをやくのだ。」と龍馬が言います。
南方は、「どうして?」と驚きます。
龍馬は、「誰が見ても咲殿は先生を好いておられるとわかる。咲殿といっしょになる気はないのか?」と聞きました。
よく考えればそうかもしれないと思い、咲さんに申し訳ない事をしていると、気づきました。
その頃、咲は恭太郎に付き添ってもらい野風と会っていました。
「私にも縁談がきているが、嫁いでしまえばお慕いしている人の事は忘れられるものでしょうか」と、尋ねます。
野風は、「あちきは咲さまの事が大好きでありんす。」と言い、「あちきには身請けに行く事以外の道はないが、諦めがついたと言えば嘘になる。病になればそれも破談になるので、それを狙っていた。おそらく、私の乳には岩がある。」と話しました。
自分の母も胸の岩で亡くなっているので、お調べを南方先生に頼んだが、異常は無いとの診断だったと説明したのです。
南方、去る
鈴屋から帰宅すると、咲は仁友堂の看板が無くなっている事に気づいて南方に聞くと、ペニシリン製造所の方で診察しようと思うので橘家からも、出ていくと話します。
咲は、驚きながらも「もう一度野風さんを診て欲しい。先生は胸のしこりにお気づきだったのではないですか?」と問い詰めました。
しかし南方は「私は治療経験が少なく、今は無い特別な器具がないと治療出来ない。」と言います。
咲は、「野風さんを見殺しにして未来さんを守るのですか?」と聞くと、南方が「鬼ですよね…」と呟きます。
「もう耐えられない」と言って咲は部屋を出ていきました。
そして、母に縁談を進めてほしいと申し出たのです。
翌日、南方が出発する日、南方にお弁当を渡しながら咲は、今までのお礼と合わせて、縁談の事を報告しました。
初めて聞いた南方だったが、「咲さんの顔を見るとほっとしていたから、きっと素敵な家庭を築くことが出来ると思います。お幸せに」と伝え、橘家を後にします。
その背中を見ながら、咲は涙が溢れてとまりません。
その翌日、製造所に龍馬がやって来て連れ出されました。
長州藩士の久坂玄瑞(林泰文)が、籠屋の川口屋で待っており、久坂が連れてきた梅毒にかかっている青年を治療しながら、南方はペニシリンを紹介しました。
治療が終わったところで龍馬は、久坂が考えている戦を辞めるよう勧め「このペニシリンを売って船を作り、海軍を作って一緒に戦おう」と説きますが、久坂は「考える」と言うだけでした。
その帰り道、南方はこのまま進めば歴史が変化してしまうかもしれないと思い、「ペニシリンの件は賛成できない。戦いで死ぬはずの人を助けてしまうと、産まれるはずの人が産まれない事があるかもしれない」と話しました。
そこで龍馬は、ふと気づきました。
「先生はわしらの未来を知っているのか?」と聞きました。
しかし、そこで刺客に囲まれてしまいます。
龍馬は1人で敵を引き付けて南方に逃げろと言いますが、南方も敵を吹き飛ばして龍馬を庇った瞬間、2人は土手を転げ、川に落ちてしまいました。
南方が川から出ると、龍馬の姿はありませんでした。
ドラマ「JIN-仁-」10話の感想






まとめ
以上、大沢たかお主演のドラマ「JIN-仁-」の10話のあらすじ、ネタバレと感想をまとめました。
咲が心の奥に秘めた南方への想いが描れた10話でした。
次回、龍馬が迎える運命に注目していきたいですね。
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