医療と時代劇の要素が合わさった新しいジャンルのドラマ「JIN-仁-」。
大沢たかおがTBS作品に8年ぶりに参加した作品です。
この記事では、咲が南方への想いを再確認した11話について、あらすじやネタバレ・感想をまとめています。
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ドラマ「JIN-仁-」前話10話のあらすじと振り返り
野風(中谷美紀)の身請け話が決まり、最後の診察をすることになった仁(大沢たかお)。野風の体の一部に異変を感じるが、あることを理由にそれを伝えられずにいた。(引用元:U-NEXT)
野風のことを見殺しにし未来を守る選択をした南方を見て、咲は縁談の話を進めてもらうことに。
そして南方はペニシリン製造所で診察するため橘家を出ていくことに。
そんなある時、南方は龍馬と一緒に刺客に囲まれ、2人とも川に落ちるも、そこに龍馬の姿はなく…。
ドラマ「JIN-仁-」11話のあらすじ
刺客に襲われた龍馬(内野聖陽)を助けようとした仁(大沢たかお)は、そのまま龍馬と共に崖の上から落ちてしまう。しかし、仁が目を覚ました時、龍馬の姿はなく・・・。(引用元:U-NEXT)
龍馬、消える
刺客に囲まれた時、南方が、斬られそうになった龍馬を庇ったはずみで川に2人共落ちてしまいました。
南方は、すぐに川から上がってきたが、龍馬の姿は消えていました。
この刺客は、久坂玄瑞(林泰文)が仕掛けたものだったのです。
南方が恭太郎に話すと、龍馬捜索を勝海舟(小日向文世)にお願いし、皆で探したか見つかったのは片方の草鞋のみでした。
勝は、「もう死んでいるか、身を隠したか、神隠しか…」と言いました。
南方は、「龍馬は、タイムスリップしあの患者として病院に運び込まれているのではないのか。そして、あの救急バックと胎児の腫瘍を土産として持ち出したのかもしれない。龍馬ならやりそうだ。」と思いました。
反対に、「自分はもう戻れないのか?」とも考えていました。
南方は、未来の写真を見てまた「これでいいよな」と自分に問いかけ、納得しようとしていました。
その頃、咲は縁談相手と会見し、野風は身請けの支度をしていました。
仁友堂に帰ってきた南方の元に、佐分利が訪ねてきました。
佐分利は、乳癌の事について、書物にまとめたから渡しに来たというのです。
それは、女郎にお金を払い、胸の診察をさせてもらって書いたと言いました。
そして、「南方先生の知っている、乳がんかもしれない患者を自分に調べさせてもらえないか。癌ではない可能性もある。」と佐分利は申し出てきてきたのです。
龍馬、帰還
佐分利の申し出を聞いた南方は、「再度調べて欲しいと、お相手から言われていない」と渋ったが、仕方なくという感じで佐分利と一緒に野風の診察をする事にしたのです。
野風を触診した佐分利は、「乳から汁が出ることはないか?」と聞くと、野風は、あると答えました。
佐分利は、「まず悪性の岩で間違いない」と診断しました。
しかし南方は、「悪性の癌だと限らない」と言います。
野風は、「南方先生がそう言われるのなら、切らない方がいいんでしょう。」と言って、無理矢理納得させているようでした。
その帰り道で佐分利は、「私の事は信用しないということですね。」と、悲しそうな顔をして1人で帰ってしまいました。
南方が仁友堂に戻ると、山田が佐分利が話してくれた事を、教えてくれました。
「佐分利は、花岡流を学び、乳がん研究を先生に認められ免許皆伝になり、ある女郎を手術したが感染症を起こして亡くなってしまった。すると、佐分利は人斬りだと言われ、花岡流を追い出された。先日の腑分けの件を、償いたいと思っているのだと思う。」と山田は話しました。
さらに、佐分利は長時間にも耐えうる麻酔も用意しているようだと話します。
それを聞いた南方は、緒方先生がいたら喜んでいた、と言いました。
南方は、1人で考え事をしていましたが、聞いてもらいたいと思っても誰もいない事に気づき、寂しさを再認識しました。
その頃恭太郎は、初音(水沢エレナ)に会いに来ていました。
そこで、咲の縁談について、「慕っている人がいるのにうまくやっていけるのだろうか…」と心配してグチをこぼしていました。
次の日、南方は皆に緒方の墓参りに行くと伝え、仁友堂を出ていました。
そこで、野風さんの乳がんを分かっていて認めようとしていないこと、未来は野風の子孫かもしれないこと…自分は本当に最低だと思いながらもできない、悩みを打ち明けていました。
そこ頃、龍馬が仁友堂に現れました。
龍馬いわく、漁師に助けられしばらくそこに置いてもらっていた、というのです。
緒方の墓前に南方がいると聞いて龍馬は駆けつけたが、南方の話を聞いてしまい声はかけられず、そのまま勝海舟の所へ行きます。
龍馬が、勝に南方の話を例え話にして聞くと「俺なら運を天に任せるかな」と答えました。
野風の手術
南方は、ふらふらと鈴屋の前に立っていると、突然龍馬が目の前に現れました。
南方は、「龍馬さん!」と驚きながらとても喜びました。
龍馬は、野風の乳癌のことを聞いたようで、「わしの為に野風の手術をしてくれんか。その後で何が起ころうと全部わしのせいだ。」と言います。
また、鈴屋を辞めたあと自分を頼って来いと言う考えもあると話し、懇願してきました。
南方は、火消しの辰五郎(中村敦夫)を訪ね、火事終息のために妻を家の下敷きにした事がある時の話を聞きました。
南方は、またそういう状況になっても同じようにするか?と辰五郎に聞くと、「あいつならそうしろと言いそうだな」と答えました。
それを聞いた南方は、佐分利の所に走り、麻酔の準備をして欲しいと頼み、鈴屋に向かいました。
野風は、「あちきのような者が医術の役に立てるなら、喜んでお受けします。」と涙を流して承諾しました。
鈴屋の女将は怒っていたが、主人は「お願いします。」と言って了承しました。
野風は、吉原最後の日、輝くような白無垢姿で去って行きました。
野風に病がある事を聞いた隠居は、身請けを破談にし、藩医の三隅を強く叱責すると、三隅は「南方のせいでこのような屈辱…」と怒り、手術の失敗を画策していました。
佐分利が、橘家に南方の手術道具を取りに行くと咲に会ったので、明日野風の手術をすると伝えました。
咲が南方とよく居た原っぱに行くと、南方が写真の入った箱を埋めていました。
咲は、「軽々しい発言をした」と謝罪すると、「手術をしても未来が産まれないとは限らない」と南方は話しました。
南方が結納について聞くと咲は「明日が結納です。」と答えました。
そして翌日、野風の手術が開始されます。
その頃、咲の結納も始まりました。
しかし咲が、「やはり結納は出来ない。私は行かねばならぬ所がある。」と泣きながら言うと、恭太郎が「自害しろ!」と、庭に咲を投げ懐刀を持たせました。
恭太郎は、「早く行け」と咲に耳打ちし、咲は晴れ着のまま走って出て行きました。
野風の手術は、順調に進んでいました。
すると、何者かが扉を破壊しようとする音が聞こえてきました。
南方は、手術を続行していました。
その時、「入ってはなりません。どうしても入るならここで自害する。」と言う咲が現れます。
首に懐刀を当てるが、侍達は出来るはずがないと、扉を開けようとしたと同時に南方が出てきました。
「本当に殿様の指示ですか?鈴屋からは野風さんに、養生するようにと言われている。」と話すと、答えに詰まり去っていきました。
そして、手術は無事に終わりました。
晴れ着姿で草履も履いてない咲を見た南方は、「無茶なことを…でも、ありがとうございました。」と頭を下げました。
帰宅し、原っぱを掘り返し写真の箱を見ると、写真は消えていました。
呆然と座る南方の所に咲が来て、「また出てくるかもしれません」と励ますが、「これで解放された。未来のことに振り回されず、目の前のことに集中し懸命に生きていけば良い。」と南方は話しました。
去ろうとする咲を止め、「ここに居てくれませんか」と言い、「これでよかった…ですよね」と聞くと、咲は何度も頷きました。
野風は無事に完治し別れの日がやって来ました。
「これからは好きに生き、好きな所へ行き、幸せになります。」と野風は深々と礼をして去っていきました。
去っていく野風の背中に向かい、「あなたを助けて本当によかった」と涙でいっぱいの顔の南方は、何度も叫びました。
野風は、泣きながら笑っていました。
そして、手習いの塾を始める為、ちらし配りをし動き出していました。
仁友堂には、「為の国 為の道」という緒方の言葉が掲げられました。
ドラマ「JIN-仁-」11話の感想






まとめ
以上、大沢たかお主演のドラマ「JIN-仁-」の11話のあらすじ、ネタバレと感想をまとめました。
咲の南方への想いが具現化された11話でした。
最後まで医者としての信念を貫いた南方に多くの感動を呼んだラストでした。
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