国内だけでなく海外からの人気も高いドラマ「JIN-仁-」。
2009年放送の民放の連続ドラマの中で最も視聴率が高い作品に選ばれました。
この記事では、ペニシリンの製作に打ち込む5話について、あらすじやネタバレ・感想をまとめています。
ドラマ「JIN-仁-」の動画は、U-NEXTの31日間の無料お試し期間を使えば1話から全話無料視聴可能です。
ドラマ「JIN-仁-」前話4話のあらすじと振り返り
龍馬(内野聖陽)と吉原を訪れた仁(大沢たかお)は、花魁・野風(中谷美紀)と出会う。仁の婚約者・未来(中谷美紀・2役)と瓜二つの野風に驚く仁だったが・・・。(引用元:U-NEXT)
南方は昏睡状態の彦三郎(六平直政)の手術を無事成功させます。
彦三郎に育てられた野風は南方にお礼を言うのでした。
そして、野風は南方にもうひとり診てもらいたい人がいると言い出し…。
ドラマ「JIN-仁-」5話のあらすじ
野風(中谷美紀)から重度の梅毒に侵された夕霧(高岡早紀)を治して欲しいと懇願された仁(大沢たかお)。特効薬であるペニシリンの製造方法を思い出し・・・。(引用元:U-NEXT)
不治の病
野風が診てほしいと言う人とは、重度の梅毒になった女郎・夕霧(高岡早紀)でした。
夕霧は、野風の直接の先輩で、禿(かむろ)の頃世話になった人です。
夕霧は、状態が悪く用を足すのにも苦しく、ほとんど寝たきりでした。
野風は、何とかならないかと南方に頼みますが、南方は、残念だか治る見込みはない、と伝えました。
後日、緒方に会った時に夕霧の事を話し、梅毒について説明します。
「残念ながら今は治療法がない」と話しました。
すると緒方が、「先生はまるで梅毒を治せる時代をご存知のようだ。」と言い、自分にも何かできないかと申し出ます。
南方は、鈴屋の女郎達の検診(お調べ)をしてはどうかと提案しますが、店主も女郎も承諾できないと言うのです。
野風が言うには、「皆梅毒にかかり回復するとよく頑張ったとして値が上がるが、再発の可能性も知ってる。安易にお調べされて、梅毒が分かり働けなくなったらどうやって生きていけというのか。」と、苦しい事情を話しました。
それを聞き、何か他の方法はないかと考えていたところ、ペニリンを作る事ができたら、治療に使えるかもしれない!と思いつきます。
ペニシリンを今作れば、未来の運命も変えられるかもしれないと思ったのです。
ペニシリンの作製
ペニシリンには、青カビが必要だと思い出し、南方がカビたみかんを見て考えていると、恭太郎(小出恵介)が話しかけてきました。
「先生には思う人や奥方などはおられないのですか?逢いたい人はいないのですか?」と聞いてきました。
「逢いたいと思う人には会える時に会っておくべきです。」と答えました。
咲は偶然その話を聞いてしまい、物音を立てて気づかれてしまったので、慌てて「油拭きをしておりました。」と言い訳しました。
南方は、「油だ!それです!」と急いで出てきいました。
緒方の元に走って「薬を作りたい」と話し、西洋医学所でペニシリン作製に挑むことになりました。
咲も手伝いたいと話すと、南方は、青カビを探してほしいと頼みます。
緒方の弟子たちも青カビを集めてくれていました。
「これは梅毒以外の病にも効く薬となり、医学の進歩になります。」と南方は話し、ペニシリンの作製方法はカビを培養し薬効成分を抽出する事と説明しました。
しかし、医学所の伊東玄朴らは、この動きに批判的でした。
南方は緒方と鈴屋の夕霧の所へ行き、ブドウ球菌が必要な為、膿を取りました。
夕霧は、幻覚を見るようになっており、最期が近づいていました。
野風は、薬が夕霧に間に合うよう強く祈りました。
しばらくすると、いくつもの工程を経てペニシリンを抽出する為、西洋医学所にペニシリン製造所が作られました。
また、薬効の確認も始まり、大量にサンプルを用意して、確認の日がきました。
すると18番目、やっと薬効が確認できる物が出たのです。
緒方にも笑みがこぼれ、皆も喜び、南方には涙がこぼれます。
その反面、本当にこれでよかったのか…と不安でもありました。
夕霧の最期
その時、夕霧が危篤との知らせがきます。
鈴屋へ南方と行ける人がおらず、咲が立候補しますが、女性が入ると目立つので男装して向かいました。
夕霧の元に着くと、点滴とペニシリンの注射を何本も打ち、南方は、「戻ってこい…」と祈りました。
すると、夕霧が目を開けたのです。
5日目の朝、夕霧の周りを鈴屋の皆が囲む中、咲が、「お化粧をさせてもらえないか」と言いました。
野風が鏡で夕霧に化粧をした顔を見せると、喜び、「ありがとう。もう堪忍しておくれやんし。」と言いながら、手を掲げました。
そして「おさらばえ。」と言って、夕霧は旅立って行きました。
野風は、南方に頭を下げて礼を言いました。
その帰り道、咲が「その未来とやらでは、ペニシリンは簡単につくれるのですか?」と聞いてきました。
南方は、あの写真を咲に見せることにしました。
「似てるでしょ?野風さんに。この人がペニシリンの作り方を教えてくれたんだ。」と話しました。
南方がまだ学生の頃、同級生と❝青カビからペニシリンをつくり感染症を治した❞という漫画のエピソードについて、出来るわけないと南方が笑って話しているのを、未来が聞いていました。
後日、自分のペニシリン製造の研究資料を南方に見せて説明した事がありました。
その後、未来と婚約して結婚間近だったが、植物状態に自分がしてしまったから、江戸に来て医学の進歩に貢献出来れば、未来の事も助けられるのではないかと思っていると、咲に話しました。
咲は複雑な感情を抱きました。
帰宅後写真を見ると、今度はバーベキューをしている構図に変わっていました。
その頃西洋医学所では、奥医師筆頭である伊東が失脚し地位を追われ、伊東派の者たちは、不満を抱き、何か良くない事を計画しているようでした。
ドラマ「JIN-仁-」5話の感想






まとめ
以上、大沢たかお主演のドラマ「JIN-仁-」の5話のあらすじ、ネタバレと感想をまとめました。
江戸での医療の進歩が大きく見えた5話でした。
ペニシリン作りに励む姿はもちろん、夕霧の命を少しでもつなげた瞬間は特に感動のシーンでしたね。
U-NEXTでJIN-仁-の動画は1話から全話無料視聴できます。
31日間以内に解約すればお金は一切かかりませんので、これを機にぜひチェックしてみてください!