SF要素を含んだ医療時代劇ドラマ「JIN-仁-」。
原則とは異なるドラマオリジナルのキャラクターも登場し、恋愛要素も楽しめる作品となっています。
この記事では、西洋医学所が燃え焼け、ペニシリンを失ってしまう7話について、あらすじやネタバレ・感想をまとめています。
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ドラマ「JIN-仁-」前話6話のあらすじと振り返り
医学館の奥医師・多紀(相島一之)から素性を問われた仁(大沢たかお)。龍馬(内野聖陽)と恭太郎(小出恵介)が釈明するが、医学館の仁に対する不信感は拭えず・・・。(引用元:U-NEXT)
南方の名が広がるとともに、何者かから命を狙われるようになってしまいます。
そんな時、西洋医学所のペニシリン制作場がひどく荒らされていました。
自分たちを敵対視する医学所の仕業でないかと考え、緒方(武田鉄矢)は自分に任せてほしいと伝えます。
しかし、みなが見ていないところで緒方は吐血し…。
ドラマ「JIN-仁-」7話のあらすじ
佐分利(桐谷健太)が起こした騒動により、西洋医学所を去った仁(大沢たかお)。ある日、大怪我を負った患者のため、ペニシリンを洪庵(武田鉄矢)に依頼するが・・・。(引用元:U-NEXT)
南方のいない西洋医学所
命の危険があるとして、龍馬が勝海舟に護衛をしたいと言ったが、別の任務があるからと恭太郎に任せることになります。
咲は、女郎の往診で鈴屋に来てきました。
野風は、咲宛ての文を南方に見せていないかと確認し、咲は見せていないと答えました。
咲は「野風さんは、先生をお慕いしておられるのですか?」と聞いたが、野風は否定しました。
西洋医学所では、山田(田口浩正)が、ペニシリンを独断で持ち出した事を頭取の伊東がとがめていました。
そこへ緒方が来て、費用は私が出すからと許しをもらい、山田には「この事は南方先生には言うな」と伝えました。
緒方はまた咳き込んで吐血していて、自分は先が長くないと悟ります。
そして、ペニシリンについて長文を書き知人男性に、西洋医学所で波乱が起きていること、南方が作ったペニシリンは医学の守るべき宝だと話していました。
西洋医学所を辞めてからの南方は、特にすることも無く、十円玉を眺めて考え事をする日々でした。
それを見ていた咲は、「未来に戻れる方法をお考えですか?今はまだ未来さんの手術は成功できないかもしれないと悩んでおられる。」と聞いてきました。
南方は、「なぜわかるんです?」と聞き返すと、「先生の悩まれる事とすれば、それしかありません。」と答えます。
「人には天命を授かる時が来ると聞くので、急いで結論を出さなくてもよいのではないか。」と咲は言いました。
火傷治療
そんな話をしている所に、喜市(伊澤柾樹)がやって来て「あかねお姉ちゃん(いなり屋)(橋本真実)が、揚げ油を被っちゃった!」と南方を呼びます。
急いで南方はいなり屋に向かい、あかねを診ると、「化粧すれば隠せる程度になる」と話し、皮膚移植手術をすると言いました。
しかし、大量のペニシリンが必要なので緒方に相談すると、「ペニシリンを用意する。その手術をある知人に見せたい。」と言ってきました。
そこで、緒方が咳き込んだ事が南方は気になりました。
また、南方は管理の大変なペニシリンにかかりきりだろうと心配し、山田からペニシリンを受け取りました。
その様子を、反緒方派が影から見ていました。
町では、アメリカ船を長州が襲撃したと報じていました。
南方は、茜の手術を始めていました。
緒方と恩人だという男性は見学し、「奇跡だ」と緒方は話していました。
その時、緒方の元に西洋医学所の者がやって来て医学所が火事にあい、ペニシリンが全て焼失したと報告するのです。
それを聞いた南方は、動揺し手が震え始めましたが、咲が「蒸せますね」と声をかけながら汗を拭いてくれました。
そこて、落ち着きを取り戻し手術は無事に終えることが出来ました。
南方に、「ペニシリンが無いとなると今後の治療はどうなるのか?」と緒方の知人が質問すると、「丁寧に縫合した。消毒をこまめに行って様子を見ていく。」と答えました。
西洋医学所、焼失
その頃、西洋医学所では、火事の中山田が飛び込み、ペニシリンを1瓶だけ取ってくる事ができました。
しかし、製造所は全焼してしまいました。
緒方は、全焼した製造所を前に愕然として、立ちつくしていました。
「私は頭取失格だ。医学所の派閥争いが事件には関係していると分かりながら、何も出来なかった。南方先生にここまでご尽力頂いたのに…」と緒方は知人男性に話し、また吐血しました。
緒方は、「濱口さま(石丸謙二郎)、一生に1度のお願いでございます。」と、黙っていて欲しいと懇願しました。
南方は、ペニシリンの製造の目処を確認する為、西洋医学所に行くと、「やるだけやってみますが…」と佐分利(桐谷健太)は答えるのみで、緒方にも会えませんでした。
その頃恭太郎は、吉原へ行き通っていた女郎がメガネが壊れているので、メガネを渡して店を出ると、野風が「あの女郎の言葉には嘘がある…」と声をかけました。
一方南方と咲は、青カビの採取に苦戦していたので、ペニシリンを貰えないかと医学所にお願いに行ったが佐分利から断られてしまいました。
茜が、感染症になりそうになっていたので、化膿止めの薬だけでもと医学館に懇願したが、ここでも断られてしまいました。
恭太郎と咲が駆けつけると、雨でびしょ濡れになっている南方がいました。
そんな南方に「神は乗り越えられる試練しか与えない」と咲が励まします。
喜市が、先生から教えてもらったと言って咲に伝えた言葉でした。
橘家に戻ると、そこにはペニシリンが届いていました。
山田から、「これから毎日届けます」と文が添えてあったのです。
南方は、とても喜び感謝しました。
その後、茜の傷は無事治ったので、ペニシリン製造はどうしていたのか教えて欲しいと佐分利に聞くと、日本橋蛎殻町に案内しました。
そこは、醤油工場で、山田が火事の時に持ち出した1株を、醤油の職人がペニシリン製造をしてくれていると、佐分利が説明しました。
また、皮膚移植の時見学し、緒方の恩人とは、ヤマサ醤油の頭取・濱口様で、ご支援くださっていると話しました。
その時濱口が現れ、「緒方先生から何度も文が届き、こちらに出向いて下さり、その熱心さには心打たれた。あなたの医術を守りたいという一心からだ。緒方先生は重い病に侵されておられる。」と南方に伝えました。
急いで緒方の元に走った南方は、ペニシリン製造について礼を言い、診察を申し出ます。
すると緒方は、「先生、私は医療は平らな世に繋がると信じている。未来は平らな世になっていますか?あなたは、未来から来たお人でしょう?」と訪ね、「何度考えても未来から人だとしか思えんのです。冥土の土産にするから、教えてくれないか。」と話しました。
南方は、「はい、そうです。」と答えたのです。
緒方は、「1年前に大阪から来た時、正直寂しかった。しかし、先生の孤独に比べたら私のことなど…どうか、先生のその淋しさ私にお分け下さい。冥土に一緒に持っていきますから。」と伝えました。
南方は、涙が止まりませんでした。
「私はあなたにどんな恩返しをすれば…」と吐露します。
すると緒方は、「あなたの医術で、良き未来、平らな世を作って欲しい」と話しました。
1863年7月25日、緒方洪庵は亡くなりました。
そして、龍馬から「日本を1つにするぜよ」という文が届き、南方は、誰もが気軽に治療が受けられ、漢方も西洋医学も関係ない病院を作ろうと思い立つのです。
それを、「仁友堂」と名付けました。
ドラマ「JIN-仁-」7話の感想






まとめ
以上、大沢たかお主演のドラマ「JIN-仁-」の7話のあらすじ、ネタバレと感想をまとめました。
ペニシリンをめぐって多くの人々が動いた7話でした。
緒方の命が絶たれるシーンは南方との絆が感じられて感動の瞬間でしたね。
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