江戸の幕末を舞台に医療の進歩を描いたドラマ「JIN-仁-」。
時代劇と医療の両面で焦点を当て、登場人物の人間ドラマも見どころとなっています。
この記事では、初音のために恭太郎が一肌脱ぐ8話について、あらすじやネタバレ・感想をまとめています。
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ドラマ「JIN-仁-」前話7話のあらすじと振り返り
佐分利(桐谷健太)が起こした騒動により、西洋医学所を去った仁(大沢たかお)。ある日、大怪我を負った患者のため、ペニシリンを洪庵(武田鉄矢)に依頼するが・・・。(引用元:U-NEXT)
西洋医学所が全焼し、ペニシリンは山田(田口浩正)が火の中に飛び込み必死の想いで取ってきた1瓶だけ残っていました。
その後、醤油工場で醤油職人がペニシリン製造をしてくれることに。
そんな中、緒方洪庵が亡くなり、南方は緒方の想いを受け継いで「仁友堂」という病院を作りました。
ドラマ「JIN-仁-」8話のあらすじ
野風(中谷美紀)の頼みで、仁(大沢たかお)は花魁・初音(水沢エレナ)の診察をする。うわ言で澤村田之助(吉沢悠)の名をつぶやく初音に、恭太郎(小出恵介)は・・・。(引用元:U-NEXT)
仁友堂、開院
南方が開いた「仁友堂」には、佐分利(桐谷健太)、山田(田口浩正)らが加わり、より効能の強いペニシリン製造を始めていました。
それは、和紙でふるいにかけ不純物を取り除くことで30倍の効果がある物で、その製造に成功していました。
しかし、そのペニシリンの生産には、資金が足りませんでした。
そこで、醤油屋の濱口(石丸謙二郎)に援助を頼みに行ったが、「400両とは、何千人も治療できる大金。そこまでの支援をする価値があるのか、器を見せて欲しい。」と言われてしまいました。
その夜、恭太郎は慕ってる女郎のために、父の形見を売って眼鏡をプレゼントしたが、病気にもなっていて会えないという話を聞きました。
翌日、久しぶりに龍馬と会っていると、500両も借りれたと聞きました。
自分も、ペニシリンの為に何とかしなければならないと話すと、野風の所にいこう!と龍馬が言い出したのです。
すると、鈴屋の前で野風が男と揉めていました。
男(吉沢悠)が去ると、診てほしい女郎がいると話し、それは玉屋の初音(水沢エレナ)という子でした。
初音は、恭太郎が通って眼鏡を贈った女郎で、その場にいた恭太郎は動揺しました。
初音は、中絶手術をしてから体調を崩し寝込んでおり、時より、女形歌舞伎役者の田之助(吉沢悠)の名前を呼んでいました。
野風は、初音は田之助に弄ばれていた、と話しました。
南方が、初音を診察すると流産の手術で敗血症になっていると診て、ペニシリンで治療しています。
初音の治療をしたものの、なかなか熱が下がらずやはり新しいペニシリンが必要でしたが、今は作れません。
そこで恭太郎が、「田之助にかけあう」と言いだしました。
初音
南方と恭太郎達は、田之助に頼みに行きましたが、「私の血と肉で稼いだお金だ。やることはできない。」と断ります。
それを聞いた恭太郎は、「自分を見世物にして稼いだあぶく銭ではないか!初音はうわ言であんたの名を言って苦しんでいるんだぞ。」と怒りました。
しかし田之助は、「どうしても初音を助けたいなら、お前も身を切って筋を通せ。旗本株でも売って出直して来やがれ!」と、話になりません。
鈴屋に戻ると野風が、「初音の病気は女郎なら誰でも起こりうる。どうかこのお金をお使いください。」と50両を渡してきたが、南方は、「お気持ちだけで…」と断ったのです。
「このお金も野風さんの肉と血で稼いだもの。野風さん自身の為に使ってください。それでは、濱口さまからも認められない。」と、南方は話しました。
すると、龍馬がもうペニシリンを作り始めるべきだ!と南方に言って、出て行きました。
その頃、ペニシリン製造の職人から、賃金未払いの不満が出て、騒いでいました。
その時、龍馬が中条流(初音を流産手術した医師)の所へ行き、新しいペニシリンを質にして、400両借りれたと報告に来ました。
これで、給金も新しいペニシリンも始められるとこになったのです。
新しいペニシリンの製造も進み、初音に注射できる時がきました。
野風が、「眼鏡を貰ってとても喜んでいた」と恭太郎に伝えると、「心を軽くしてくれた女子に会ったのは初めてだった」と話しました。
しばらくして、初音は目を覚ましますが、恭太郎は会わずに帰っていきました。
恭太郎の土下座
数日後、中条流の医師が南方を尋ねて鈴屋にやって来ました。
恭太郎は、鈴屋の前で立って南方を待っていたので、その男に気が付きます。
「約束の金の返済日だ」と言って南方に迫りました。
契約書は、7年ではなく7日と書かれており、騙されていたのです。
龍馬が「まだ日はくれとらん」と言い捨て、契約書を投げました。
恭太郎は、緒方先生が命がけで守った宝…と思い立ち、田之助の元に走り、「自分が身を売るからお金をかしてくれ」と懇願しました。
そして、返済時刻の夕方、咲が「私が奉公にでますから何とかなりませんか」と鈴屋に頼んでいた時、田之助が現れ、大金を医師の前にばらまいたのです。
「この薬、あんたらが命削って作った物だっていうじゃないか。それは、売るわけにいかねぇ。金は返す必要ない」と田之助は言い出ていきました。
田之助は恭太郎に、町中で土下座をさせ恥をかかせた事で認めていたのです。
南方は「役者に武士が土下座をするというのは、とても耐えられないことですよね」と感謝し、龍馬は、「お前がペニシリンと、国を守ったんだ。どこがぼんくらじゃ。」と言って、褒めました。
すると恭太郎が、「自分は、立ち回りの良い龍馬さんを妬んでいた。」と告白します。
南方は、「私と初めて会った時、身を呈して私を護ってくれた。恭太郎さんが居なければ、ここで生きていくことも薬を作ることも出来ていない。あなたは、最高の護衛です。」と言うと、恭太郎は涙を流していました。
南方は、龍馬と共に恭太郎の肩を支えました。
そして、南方は濱口に改めて支援のお願いに行きました。
濱口は、「あなたの器は大きくないがとても美しい。周りは、それに惹かれてあなたを助けたいと思うのでしょう。」と、南方を認めて了承しました。
龍馬は、刺客に狙われており、暗殺の時が近づいていると南方は心配します。
「南方がおれば死なん!」と龍馬が笑って言うと、「はい、必ず助けます!」と答えました。
ドラマ「JIN-仁-」8話の感想






まとめ
以上、大沢たかお主演のドラマ「JIN-仁-」の8話のあらすじ、ネタバレと感想をまとめました。
恭太郎の意地と覚悟が見えた8話でした。
龍馬の死が徐々に近づき、歴史の動きが大きく見えた回でもありましたね。
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