大沢たかおと綾瀬はるかのコンビが見どころな「JIN-仁-」。
2011年に放送された「JIN-仁- 完結編」とともに大人気シリーズ作品です。
この記事では、医者と火消しの想いが通じた9話について、あらすじやネタバレ・感想をまとめています。
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ドラマ「JIN-仁-」前話8話のあらすじと振り返り
野風(中谷美紀)の頼みで、仁(大沢たかお)は花魁・初音(水沢エレナ)の診察をする。うわ言で澤村田之助(吉沢悠)の名をつぶやく初音に、恭太郎(小出恵介)は・・・。(引用元:U-NEXT)
南方や咲はペニシリン製造にかかるお金を集めるために奔走していました。
そんな時、恭太郎の努力もあって、ペニシリン作りの返済にあてるお金を田之助が持ってきてくれます。
一方、龍馬(内野聖陽)は命を狙われ暗殺される危機が迫っていました。
ドラマ「JIN-仁-」9話のあらすじ
仁(大沢たかお)への想いが日増しに強くなっていく野風(中谷美紀)。一方、咲(綾瀬はるか)も仁への恋心を募らせていた。そんな中、江戸の町に大火事が起こる。(引用元:U-NEXT)
医者の度胸
野風に見受けの話がきました。
お金を貰って、妾などとなり嫁にもらわれるのです。
野風は、咲と南方の間には医術という絆があるが、私には何も無い…と、寂しく思っていました。
その頃、南方の持っている写真の未来(中谷美紀)が薄くなり始めていました。
仁友堂では、新しい医療器具の作製など、医療の進化は進んでいると思われますが、未来の写真に変化はありません。
ある日、南方と恭太郎達が、往診の途中の茶屋で休憩し、持っていた医療器具について話ていました。
火消しの男達が隣に座ってきて、「あんたら医者か?偉そうに言ってるが、千両箱持ち逃げした医者がいたくらいだ。ほんとに助けるやつなんて見たことない。江戸を救うのは火消しの度胸だ。」と医者をバカにしました。
南方もそう言われては黙っていられず、「医者の度胸は、江戸を流行病から救ったことだ。」と言い返しました。
すると、火消しのボスが「火事があったら呼ぶからな、逃げるなよ」と言って去っていきました。
喜市が「あの人は新門辰五郎(中村敦夫)、江戸の火消しをまとめる、を組の親分だよ」と教えてくれました。
余計なことを言ってしまったと、南方は少し後悔していました。
そして、橘家に帰ると龍馬が来ていました。
咲の母の栄と龍馬は、酒をかわしながら楽しそうに話していました。
龍馬が真剣に話しがあると言ってきました。
「ペニシリンを販売しないか」というのです。
野風の思い
龍馬の話は、「ペニシリンを海外にも売れば、攘夷派と開国派の仲を取り持つこともできて、仁友堂も潤う。日本をひとつにできるかもしれん。」というのです。
南方が困っていると、咲が「野風さんから文が届いています。」と入ってきました。
「皆さんには内密にして、相談したい事がある。」と書いてありましたが、南方はみんなに見せてしまいました。
鈴屋には、龍馬と行くと、豪華な食事と大勢の女郎が待っていました。
野風は、相談ではなく「医学以外の話がしたい」と言いました。
龍馬はすでに、女郎との遊びを楽しんでいます。
南方がお手洗いに立って戻ってくると、部屋は片づけられ、龍馬は野風が飲ませた薬でぐっすり眠っていました。
するとおばあさんが、野風が待っていますと言って案内した部屋は、寝床が用意されていました。
野風は、「咲さん、どうか一度だけお許しを…」とつぶやきました。
「先生は、どこかこの世の人のふりをしているようで、あちきと似ていると感じた。咲さんと一緒になるおつもりですか?それとも誰か決まったお人でも?」と聞く真剣な野風に動揺して、南方は未来の事を話しました。
野風は「今日はその方と思って、その名を呼んでおくんなんし。」と言って、南方に接吻をしました。
南方は、未来を思い出し野風を抱きしめてしまいます。
すると、床に落ちた写真の末来の色がまた戻ってきていることに気づきました。
その時、火事を知らせる鐘の音が鳴り響く音が聞こえました。
南方は、辰五郎との約束を思い出して野風に話すと、「それが南方先生でありんす。」と微笑みました。
南方は、野風に頭を下げ、火事の現場に走って行きました。
火事場の治療
急いで橘家に行くと、火消したちが集まっており、一緒に現場に急行しました。
江戸の町は大混乱です。
現場に着くと、辰五郎が怪我人のいる場所を教えてくれ、咲と治療を始めることにしました。
まず、患者の治療優先順位を決めるため、患者の腕に色のついた布を巻き、重症者から治療をしていきました。
医学館の福田(佐藤二郎)も手伝いに来てくれています。
その時、火消しの千吉(川村陽介)が、苦しそうにして運ばれてきたのです。
南方が、気道熱傷だと診断し治療しますが、辰五郎は、火事場で死ぬのは火消しの本望だと言って、坊主のところへ連れて行こうとします。
しかし南方は「喉を切って手術をする。助けられる命を見捨てるなどできない。それが医者の心意気だ。」と言って、手術を決行します。
麻酔をしている時間は無かったので、注射を直接気道に刺し空気を送り込みました。
火の手がすぐ近くまで来ていましたが、南方は動じず治療をつづけます。
火消しの方も力を発揮し火が落ち着き始めたころ、千吉も息を吹き返しました。
そして、外に出ると周りの家屋はすべてつぶされていました。
辰五郎達が治療所に火がいかないようにと、壊してくれていたのです。
辰五郎は、千吉を助けてくれたことに感謝し、南方は「火消しの皆さんを信じることにしたんです。火消しの心意気を。」と言い、お互いを認め合いました。
その頃鈴屋では、やっと龍馬が目覚めていました。
野風は、「先生は火事のほうへ行かれた」と伝えます。
龍馬が、「なぜこのようなことを…」と聞くと、「あちきにも先生との絆が欲しかった。身請けに行くと、もう先生とは会えなくなる。しかし、袖にされるのは哀しいものでありんすな…」と話しました。
そんな野風を龍馬は抱きしめて、こうしていれば顔が見えんと言うと、野風は涙を流しながら「雪になりたい。そうすればいつでも先生の肩にいける。」と言いました。
そして、野風は胸にしこりがあることを感じており、身請け前の検診は南方先生にお願いしたいと主人に頼んでいました。
また、南方は未来に戻る兆しの頭痛が起きていました。
未来の写真はまた姿が薄くなっていたのです。
ドラマ「JIN-仁-」9話の感想






まとめ
以上、大沢たかお主演のドラマ「JIN-仁-」の9話のあらすじ、ネタバレと感想をまとめました。
火事場での医者の底力が見えた9話でした。
南方に対する野風の想いが一途で美しい純愛でしたね。
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