遺産相続をめぐる一家の争いを描いた「危険なビーナス」。
人間の欲望にまみれたストーリー展開に釘付けになること間違いなしな作品です。
この記事では、謎の美女・楓が登場し、伯郎の弟・明人の失踪が明らかになった1話について、あらすじやネタバレ・感想をまとめています。
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ドラマ「危険なビーナス」1話のあらすじとネタバレ
ドラマ「危険なビーナス」1話のあらすじ
ある日、いつものように動物病院で診察をしていた伯朗（妻夫木聡）。そこに「弟の妻」を名乗る謎の美女・楓（吉高由里子）が突然現れ、弟・明人（染谷将太）が失踪したことを聞かされる。さらに楓は、明人の失踪には親族の誰かが関わっているのではないかという。親族とは、伯朗の母が夫を亡くした後に嫁いだ「矢神家」の一族だ。伯朗は矢神の家では連れ子として肩身の狭い思いをしてきており、母の死後は一族と疎遠になっていた。（引用元：公式サイト）
明人の失踪
手島伯郎(妻夫木聡)は、池田動物病院の副院長を務める獣医です。
いつものように診察をしていると、伯郎の好みどストライクの女が立っていました。
その女性は、「私は、矢神楓(吉高由里子)です。明人(染谷将太)くんの妻です。」と言いました。
明人とは、父親の違う伯郎の９歳年下の弟です。
矢神家とは、何年も関わっておらず、明人とも全く連絡をとっていません。
なので、少し驚きましたが興味は無く、楓にも早く帰ってもらおうと思いました。
ところが、楓は「明人くんが数日前から行方不明なんです。」と言うのです。
楓の話によると、明人と楓は、明人の父・矢神康治(栗原英雄)が危篤との連絡があり、6日前にアメリカから帰国しました。
その2日後、「あるミッションでしばらく留守にする」というメモを残して、突然明人がいなくなりました。
携帯も返信なく、警察も動いてくれず、どうしようもなくなり伯郎を訪ねきたというのです。
「明人くんの失踪は矢神家の誰かの仕業かもしれない」と話します。
楓は、父の康治が危篤の今、もし亡くなった時は明人に30億の資産が入るので、遺産相続の争いから拉致されたと考えられる、と話します。
｢お義兄さま、私と一緒に犯人を探してくれませんか？｣と、伯郎に頼みます。
伯郎は、矢神家とはもう関係を持ちたくないと避けてきたが、弟のため、美人の願いは断れないと、承諾することにしました。
矢神家
伯郎と楓は、明人の父・矢神康治の見舞いの為に矢神家へ行くことにしました。
康治は、回復の可能性は低く、屋敷で療養生活を送っていました。
また、矢神家の親族一同も2人を待っていました。
その面々は、康治の妹の波恵(戸田恵子)、先代康之介の養子、佐代(麻生祐未)、もう1人の養子、勇磨(ディーン・フジオカ)、康治の義弟、牧雄(池内万作)、康治の義妹、支倉祥子(安蘭けい)、その夫隆司(田口浩正)、娘、百合華(堀田真由)でした。
康之介とは、前当主で康治の父です。
伯郎は、｢お久しぶりです｣と挨拶し、楓は、｢はじめまして、楓と申します｣と自己紹介しました。
矢神家親族たちは、明らかな敵対心と不信な目で、2人を歓迎する態度ではありませんでした。
波恵は、別室で待機するようにと2人を案内します。
そこで楓が｢明人くんと式は上げたんですが、籍はまだなんです。｣と打ち明けました。
伯郎も初耳で驚き、波恵は白い目で見るばかりです。
伯郎と楓は、康治の部屋へ行くとこになります。
その時、康治が一瞬目を覚まして伯郎を呼び、耳打ちをしました。
｢明人に、、、背負わなくていいと｣
伯郎はなんの事か分かりませんでした。
波恵が、｢籍を入れてないのなら、明人の嫁とは認められません。あなたも親族会に参加してください。｣と伝え、｢伯郎さんも遺産の相続についての話なので親族会に参加してください。｣と言いました。
親族会
楓は、明人が監禁されているかもしれないと思い屋敷内を捜索しする事にしました。
ある扉の前で、牧雄に見つかってしまい、｢そこは開かずの間だ｣と言います。
鍵は波恵が持っていて、いつでも入れる訳では無いと言って去っていきました。
待機中の伯郎の所には、佐代と勇磨が来ていました。
佐代は楓を怪しく思い、勇磨は、伯郎を覚えおり卑下する言葉をかけて出ていきました。
伯郎は、親族会には出ないと決め不機嫌になりました。
楓は、｢うちに美味しいシフォンケーキがあるので、甘いもの食べて行きませんか？｣と家に誘います。
明人の家には、昔母と住んでいた家の写真があり、裏に鍵が隠されていました。
伯郎はもう更地になっている家で、いい思い出のないのにと、不思議に思いました。
後日、楓の希望で、母禎子(斉藤由貴)の妹夫婦の兼岩順子(坂井真紀)、憲三(小日向文世)のもとを訪れます。
そこで、楓が兼岩夫婦にアリバイの確認をします。
伯郎は腹が立ち、帰り道で｢君の方がよっぽど怪しいよ！｣と言うと、｢明人くんのためなら誰だって疑います｣と言って喧嘩になってしまいました。
そして、親族会には楓ひとりで行くことになります。
波恵によって康之介の遺言書が読まれると、｢矢神康之介の財産は全て、矢神明人に遺贈する｣と書かれていました。
楓は、明人から聞いていたので冷静でした。
そして｢明人君の意向は次のとおりで、「矢神家に残るすべての遺産を相続する」と告げました。
騒然となる親族たちだが、牧雄だけは｢遺産のある開かずの間を開けろ｣と言います。
そこで、15時に開けることなりました。
その時伯郎へ楓から電話があり、｢待機中の部屋に経度と緯度のメモがあり、屋敷内のようなので行ってくる。｣というのです。
心配になった伯郎は、急いで矢神家に向かいます。
楓は、その場所に向かいますが地下室の前で何者かに押され、階段から落ちてしまいました。
伯郎は、やっと地下室にたどり着き階段を降りて楓を見つけました。
そして、3時になり開かずの間に集まっている親族たちに、｢誰が楓さんを閉じ込めたんだ！｣と怒ります。
騒ぎとなってしまったため、開かずの間を開けるのはまた後日となってしまいました。
その夜、楓から、｢地下室に私を閉じ込めた犯人がわかったから、今から会えませんか？｣と伯郎に電話がかかってきます。
その犯人とは、牧雄だと言うのです。
すると、待ち合わせ場所に行く途中で救急車のサイレンが聞こえてきます。
周りを見ていると、エスカレーターの下で男性が倒れていました。
それは、牧雄だったのです。
ドラマ「危険なビーナス」1話の感想
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以上、妻夫木聡主演のドラマ「危険なビーナス」の1話のあらすじ、ネタバレと感想をまとめました。
明人の失踪が明らかになり、康治の遺産相続にむけて動き始めた1話でした。
謎の美女・楓や矢神家の親族たち…一体誰が黒幕なのか気になるところです。
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