名家を舞台に壮大な遺産争いを描いたミステリードラマ「危険なビーナス」。
毎回ハラハラする展開と思惑の数々に目が離せない作品です。
この記事では、祥子の思惑が明らかになり、遺産争いにさらに大きな動きを見せた5話について、あらすじやネタバレ・感想をまとめています。
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ドラマ「危険なビーナス」前話4話のあらすじと振り返り
伯朗（妻夫木聡）は百合華（堀田真由）から、母の祥子（安蘭けい）が置手紙をしていなくなったと告げられる。明人（染谷将太）のケースと同じだ。一緒に探してほしいと頼まれるが、かつて母・禎子（斉藤由貴）をいじめた祥子のことを助ける気にはなれない。伯朗が断ると、百合華は「このことは楓さんには言わないで」と口止めして帰って行く。（引用元：TBS公式）
祥子の夫・支倉隆司（田口浩正）が康治の専属看護師・杏梨（福田麻貴）と不倫していることがわかり、問い詰める伯朗と楓。
杏梨は祥子に謝罪し、辞めると言いますがその必要はないという祥子。
祥子は夫の不倫も自分を殺そうと薬を持っていたことも知っていて、杏梨に康治を殺すことを持ちかけます。
なんと祥子も執事の君津と不倫していていたのでした……。
ドラマ「危険なビーナス」5話のあらすじとネタバレ
ドラマ「危険なビーナス」5話のあらすじ
動物病院で勤務中の伯朗（妻夫木聡）のもとに差出人不明の手紙が届く。そこには「今夜、康治が殺される」と書かれていた。楓（吉高由里子）と元美(中村アン)とランチにいくことになった伯朗は、2人にその手紙のことを話す。誰かのイタズラと軽く考えている伯朗に対し、楓と元美は「誰かが康治さんを殺そうとしていて、誰かがそれを止めようとしている」と推理する。（引用元：TBS公式）
八神家の開かずの間
矢神家では、波恵（戸田恵子）が親族を招集、「開かずの間」で遺産を再度確認することになりました。
「誰かが康治を殺そうとしていて、誰かがそれを止めようとしている」という内容が書いてある手紙を受け取った伯朗。
殺害を阻止しようと、康治のベッドの下へと潜み、探る楓（吉高由里子）ですが、祥子（安蘭けい）が遺産の全てを入手するために、皆が「開かずの間」にいる間に康治（栗原英雄）を君津(結木滉星)と杏梨(福田麻貴)に殺すように指示していたのを聞き、伯朗に連絡しようとします。
しかし、それに気付いた祥子に気絶させられます。
時刻になり伯朗が部屋に入ると君津たちが康治を殺そうとしているところに遭遇し、阻止しました。
康治と二人きりになるには波恵の許可が必要だと言う君津に「この人とぼくは昔、大相撲を見にいった。釣りにも連れて行ってもらった。動物園も。そんな人とどうして二人きりになったらいけないのか」と言う伯朗にはある思いが蘇ったのです。
伯朗が抱く父・康治への思い
伯朗は眠っている康治に話しかけます。
伯朗が康治と口を離さなくなったのは康治が動物実験をしていたからでした。
「動物が好きで、康治の動物実験とは関係なく、純粋に動物の医者になりたかった」と語りかける伯朗。
康治が伯朗に対して思っていた証拠がありました。
皆が集まった時に禎子の遺品が入った段ボールを波恵が伯朗に渡した時にも発覚していたのです。
明人と禎子、康治が写った写真ばかりで、伯朗が写った写真は明人が生まれた時の一枚。
伯朗は母にとって新しい家族が全てだったのだと察して途中で見るのをやめますが、波恵は続きが見たいといい、見るとやはり相変わらず明人の写真ばかりで、伯朗も一緒に写らないようにしていたと言いました。
波恵は、伯朗が家族を避けていたことが悲しかったのではないかと言い、兄・康治と禎子の結婚に反対していた話をします。
禎子の連れ子の伯朗を八神家の嫡男として迎える訳にはいかなかったからだと。
ですが、「伯朗が八神家の嫡男になるかは問題ではなく自分が伯朗の父親になれるかどうかが問題だ」と康治が言っていたと波恵が明かすのですが、伯朗は本気ではないと受け流します。
しかし、アルバムの最後に、明人が生まれる前に親子三人で両国に大相撲を見に行った時の写真が収められているのを見つけ、波恵は「兄が貼ったのでしょう」と言い、本気だったのでは、と話します。
そして伯朗を育てたのは兄なのだから恩を返すのが筋だと伯朗に諭す波恵。
その時、伯朗は、母の再婚当時に康治と仲良くしようとしていた頃を鮮やかに思い出し、康治を助け、こうやって康治に話しかけるのでした。
祥子が佐代と勇磨を憎んでいる理由とは？
伯朗と楓は、祥子のもとへ行き、殺害計画のことを質問し、楓は康治の部屋には盗聴器が仕掛けてあったと話します。
実は、盗聴器を仕掛けたのは勇磨（ディーン・フジオカ）と佐代（麻生祐未）の二人。
祥子に康治を殺害させた後、脅して一生言いなりにさせようとしていたことがわかります。
祥子は養子である佐代と勇磨を恨んでいる理由が祥子の母親が康之介（栗田芳宏）の愛人に殺されたからだと告白。
その愛人の名は、佐代でした。
佐代と康之介の間に生まれた子供が勇磨で、祥子の母親が死んだ直後に、二人は養子に迎え入れられたのでした。
母を苦しめた愛人とその息子と兄弟にさせられた祥子は、二人を恨んでいて、遺産を渡したくないし、二人が矢神家から掠め取った資産も全て奪い返したいと言います。
盗聴器を投げる祥子に伯朗は盗聴器はもう１つ仕掛けられていたと告げます。
祥子の動きを察知した波恵が仕掛けたのでした。
もう馬鹿なことをしないように諭す伯朗たちに禎子も殺された、と言い放つ祥子。
まさかの発言に驚く伯朗たちでした……。
ドラマ「危険なビーナス」5話の感想
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以上、妻夫木聡主演のドラマ「危険なビーナス」の5話のあらすじ、ネタバレと感想をまとめました。
矢神家の人々の色々な思惑が動き始めた5話でした。
禎子も殺されたという祥子の発言は一体何を意味するのか…次回も1秒たりとも見逃せなくなりそうです。
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