2008年1月〜3月まで小日向文世主演で放送のドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」
人生のタイムリミットを決めた男に焦点を当てたドラマです。
自分の人生に向き合ったときに見えてくるものに胸打たれる作品となっています。
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第1話「人生残り11日」
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善良だがさえない中年男・喜多善男(小日向文世)。唯一の友が死に、妻が去り、孤独な日々の中で、たった1人の友人だった三波貴男(今井雅之)の命日である11日後に自分も死のうと決意する。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」1話のネタバレ
- 主人公は中年男性の喜多善男(小日向文世)、11年前に結婚するも半年で離婚し孤独な毎日を過ごしてきた彼は唯一の友達の命日の11日後に死のうと考えていました。
偶然出会ったキャバクラのスカウトマンの矢代平太(松田龍平)に伝えた善男、矢代は興味を持ち最後の11日間のお世話をすることにしたのです。
元妻や母親と死ぬ前にもう一度会いたい、問われるがままに善男は矢代に話します。
死を決意して1日目、善男は矢代の案内したマンションの一室でいました。
そこにやってきたのが矢代に恨みを持つ男性、ナイフで切りかかろうとする彼を止めようと善男もいつの間にか巻き込まれていきます。
これからの11日間、どういった日々を過ごすこととなるのでしょう。
妻に会いたいと善男側は考えるも、すでに再婚・その後その相手を事故で亡くすも亡き夫の経営を引き継ぐ形で社長となり順風満帆の日々を送っていました。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」1話の感想
- 冴えない男の演技が似合う、さすがは小日向文世さんです。11年前に結婚してその年に別れることとなった善男、彼にとって11という数字は意味があるようです。決して幸せとは言えない毎日を送っている中で唯一の友達も死んでしまって、そんな中で死を決意する気持ちは分かります。でも生きていればきっといいことがあるはず、キャバクラのスカウトマンとは言え助けてやろうという人物にも出会えました。11日間を過ごすことで少しずつ気持ちが変わっていくことを願っています。冴えないけれど優しそうな善男、なぜ半年で別れたのかも気になります。
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第2話「母との別れ:と罠」
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あと11日で死ぬと決めた喜多善男(小日向文世)の1日目が終わろうとしていた夜、善男に関心を持った元アイドルの宵町しのぶ(吉高由里子)が、善男の滞在している部屋に押しかけてきた。自分でもわけがわからないまま:(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」2話のネタバレ
- 11日後に死ぬ、その前にやりたいことの一つが元アイドルである宵町しのぶ(吉高由里子)に会うことでした。
そしてまず1日目、なぜか当のしのぶが彼の滞在する部屋へとやってきたのです。
でも次の日目を覚ますと彼女の姿は無し、夢だったのでしょうか。部屋を提供してやっている平太(松田龍平)、でも単なる親切心ではなく恋人の借金返済のために利用しようと考えていたのです。
彼は取り合えず自分を信頼させようと、善男の元妻のみずほ(小西真奈美)の情報を調べます。
そんなことは知らずの善男、父親の墓参りをした後は一人暮らしの母親(加藤治子)の元を訪ねました。
どうやら母は認知症の症状が見えます。
そんな彼女を残して死んでいこうとしている、やりきれない思いは感じつつも11日後に死ぬという彼の決意を変えさせるまでには至らなかったのでした。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」2話の感想
- 「世の中には優しい人がいるんだ・人を職業や見た目だけではんだんしてはいけない」なんて思っていた自分は甘かったのかもしれません。やはり悪人、死ぬまでの11日を贅沢に過ごしたいという善男の言葉から金の匂いを感じて近づいたに過ぎなかったのです。死に目が行ってしまっている善男ですから疑いもせず、というかたとえ悪人だったとしても別に関係ないわけです。そんな無気力な善男と根っからの悪人の平太が変わることなど難しいのでしょうか。認知症ゆえに母は状況が分からないままに、それだけが救いかもしれません。みずほの存在も気になります。
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第3話「元妻と密会:暴走」
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人生残り9日となった善男(小日向文世)は、平太(松田龍平)とリカ(栗山千明)に頼まれるまま、受取人が母親・静子(加藤治子)となっている3千万円の生命保険契約書にサインをする。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」3話のネタバレ
- 死を迎えるまであと9日となりました。
何かと手助けをしてくれた平太(松田龍平)、だからこそ言われるがままに生命保険の契約書にサインをします。
11年前に別れることとなった元妻のみずほ(小西真奈美)の居場所だって教えられたのです。
ですが、彼女が社長としている会社のビルの大きさに圧倒される善男(小日向文世)は結局警備員に泊めらっれて会うことは叶いませんでした。
でももう一度勇気を出して会社へ、ある方法を試しているからこそ今度は誰にも見とがめられません。
そうして妻の元へと向かうも、ちょうどみずほはというと社員らの前で現在の夫の死や会社の経営状況に関する釈明をしていたのです。
絶体絶命のピンチを迎えている妻、彼が現れることで事態は良い方向へと変わっていくこととはなるのでしょうか。
そして本当に事故死だったのでしょうか。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」3話の感想
- 3千万円の生命保険の契約書、ただ人生の残りが9日の善男にお金があろうがなかろうがもう関係はありません。それでリカ(栗山千明)が助かるのであればよかったと思うしかないのでしょうか。せめて息子が死んだことも分からず淡々と日常を続けていくであろう善男の母親にもきちんとお金がいくよう、平太が温情をかけてくれることを願います。
元妻の元へと行く善男、会社に突然押しかけられても彼女にだって今の生活があります。家の場所は分からなかったのでしょうか。妻だった人物なのにビルの大きさに恐れおののいている善男がなんだか哀れです。
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第4話「アイドルを誘拐!?」
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善男(小日向文世)は、11年ぶりに会った元妻・みずほ(小西真奈美)に完全に拒絶されたショックを抱えたまま、元アイドル・宵町しのぶ(吉高由里子)にせがまれ箱根に泊まることになった。同じ夜みずほは、その日再会した善男ではなく:(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」4話のネタバレ
- 11年ぶりに会うこととなったみずほ(小西真奈美)、でも彼女からは完全に拒絶されてしまいました。
失意の善男(小日向文世)、そのまま元アイドルの宵町しのぶ(吉高由里子)に言われるがままに箱根に泊まることになったのでした。
そんな元夫のことなんて頭によぎることなく、みずほの心にあったのは彼の親友である三波(今井雅之)だったのです。
どうして善男なんかと結婚することになったのか、どう見ても美女と野獣・釣り合わない二人です。
ただ彼女は「同情ではない」と話すのでした。
しのぶと行動する善男、彼女から「死ぬのは辞めて一緒にいてほしい」と言われます。
でも死ぬという彼の決意は固いもの、すると断られたしのぶはなぜか善男の元から姿を消してしまいます。
そして「知らない男に連れ出された」とマネージャーへと電話を掛けるのです。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」4話の感想
- 小西真奈美さんと小日向文世さん、言ってはいけませんが釣り合わないものがあります。彼らの間にいったい何があったのか、同情では無いのであれば何が結婚へと・そしてあっという間の離婚に繋がったのか気になります。ショックを受ける善男に対して他の男性を思い浮かべるみずほ、温度差が悲しいです。そして元アイドルのしのぶには困ったもの、箱根に連れ出したと思ったら今度はどうやら狂言誘拐の犯人に仕立て上げようとしているようです。腐ってもアイドル、泣きじゃくりながら電話してきたら信じないわけがありません。ただおとなしく死を迎えることはなかなか難しそうです。
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第5話「誘拐犯が人助け!?」
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善男(小日向文世)はしのぶ(吉高由里子)の気まぐれで誘拐犯に仕立てられてしまった。だが、ある目的のため、自らしのぶの事務所に身代金の要求をする。善男の予想外の決断に驚くしのぶ。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」5話のネタバレ
- 自死することを決意している善男(小日向文世)、ですがおとなしく最後の時を過ごさせてはもらえないようです。
なぜか彼はしのぶ(吉高由里子)の気まぐれにより誘拐犯ということになってしまうのです。
でもただ言うことを聞いていてあげる彼ではない、彼女の合意を得ないままに正に誘拐犯として事務所に身代金の要求をするのです。
そんな彼らを探し、平太(松田龍平)や杉本(生瀬勝久)・そして片山(温水洋一)と次々と箱根へとやってきます。
東京ではというと、みずほ(小西真奈美)の夫の死因について警察がある事実を掴んだのです。
みずほらは警察へと出向きます。
箱根に誘拐犯がいることはしのぶの事務所の社長もようやく突き止めた、いったい誰が一番に善男にたどり着くのか・どういった事態にとなるのでしょう。
ボートで事故死したはずのみずほの夫ですが、その事件の真相はどういうものでしょうか。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」5話の感想
- 小日向さんと言うと穏やかで優しそうな雰囲気、でもやるべき時には自分で立ち上がるのです。死を前にしている彼の目的というのはいったい何なのか、気まぐれで行ったことがこんな一大事になって、これでしのぶもおとなしくなって事務所の言うことを聞くようになってくれれば良いのでしょうがどうでしょうか。善男が誘拐犯、となりでいる忍が一番驚かされているはずです。そして様々な理由から彼らをめがけて誰もが箱根へとやってきます。観光地ゆえに人の数は多く、誰が一番に見つけられるのか興味があります。吉と出るか凶と出るのでしょうか。
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第6話「暴かれる真実」
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箱根から逃げ帰ってきた善男(小日向文世)、平太(松田龍平)、しのぶ(吉高由里子)は、翌日、善男の要求どおり、しのぶの事務所が2千万円の寄付をしたことを、ワイドショーを見て知った。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」6話のネタバレ
- 冴えない中年男性の善男(小日向文世)、対して自分は美しい元アイドルなのですからすっかり手玉に取っている気でいたのでしょう。
ですがからかうつもりで出した狂言誘拐がそのまま本物に、事務所は2千万もの寄付を行うこととなりました。
つまりその金が自分の手に入ることは無し、すっかりしのぶ(吉高由里子)は腹を立てて去って行ったのでした。
大それたことを起こした善男に平太(松田龍平)は逃げようと言いますが彼は言うことを聞きません。
平太の元妻のみずほ(小西真奈美)はというと、保険調査員である杉本(生瀬勝久)から鎌をかけられたことで三波(今井雅之)が生きているのではと疑心暗鬼になり、すっかり気弱になってしまっていました。
その杉本、ついに善男と接触することに成功です。
杉本は義雄に衝撃の事実をさりげなく伝えるのでした。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」6話の感想
- いつも家族にも世間にも虐げられているしょぼくれた中年男性としては、この回はすかっとするのではないでしょうか。明るくざっくばらんな話し方のしのぶ、でもその中には善男を下に見る気持ちがなかったわけでは無いでしょう。絶対に許さないと捨て台詞を残して去って行った彼女、ただの負け惜しみではなく何らかの方法で復讐を考えているのであれば厄介です。とは言え、そんなに計算高い性格ではなさそう。何か企んだところで簡単に見抜かれそうで、でもそれぞれの思惑がある中で邪魔になりそうで軽くは見られません。みずほの夫の死もまだ謎です。
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第7話「完全犯罪か友情か」
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リカ(栗山千明)のため、ついに自分の手で善男(小日向文世)を殺そうと決めた平太(松田龍平)は、昨夜から姿が見えなくなっていた善男の行方を捜す手がかりを得ようと、みずほ(小西真奈美)の会社を訪れる。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」7話のネタバレ
- 親切を装っていた平太(松田龍平)、ですが彼女であるリカ(栗山千明)のためにと善男(小日向文世)を殺すことを決意しました。
ただ彼は昨夜から行方知らず、何か手掛かりを得ようとみずほ(小西真奈美)の元へと向かうのです。
善男はというと、杉本(生瀬勝久)の「三波(今井雅之)は生きているという噂がある」という言葉に突き動かされ、彼を見かけたという女性を訪ねていたのでした。
ですが当の女性はそんな事実はないと言います。彼女は杉本のことも知らないというのです。
いったいどちらが本当なのか、本当に三波は生きているのでしょうか。
彼女は三波について話をします。
善男の知らなかった彼の姿、それは衝撃でした。
一方で杉本は心理学研究室でいた頃の三波の映像を入手していました。
彼は人の持つ感情に関してある特殊な仮説を持っていたのです。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」7話の感想
- 部屋を提供してくれ、お金の為とはいえ11日間の居場所を与えてくれた平太でしたがそうはいかなくなるようです。その後は善男は誰を頼って行けばよいのか、11日後にはどうせ死ぬのですからちょっと早かろうが関係ない気はしますが誰かに殺されるのと自分で納得して死ぬのとでは違います。油断して戻ってこないことを願っています。そんな彼がいるのは三波が生きている姿を見たという女性の元、どうやらごく普通の人間に見えて心のうちはとても恐ろしい人物のようです。そんな彼についての情報が杉本と彼女とでは正反対、どちらが正しいのでしょう。
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第8話「真犯人はアンタだ」
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保険調査員・杉本(生瀬勝久)は善男(小日向文世)にかつて多額の生命保険がかけられていた記録を発見し、みずほ(小西真奈美)と三波(今井雅之)が共謀して保険金殺人を企てていたと確信。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」8話のネタバレ
- 善男(小日向文世)にはその昔、多額の生命保険がかけられていたのです。
それを行えるのは元妻のみずほ(小西真奈美)しかいません。
そこに三波(今井雅之)も関与しているよう、保険調査員である杉本(生瀬勝久)は更に調べていくことにしました。
三波が生きているのであれば再婚相手の夫の死だって額面通りに受け止めることは出来ない、善男では上手くいかなかったことを今度こそ実現したのに違いありません。
リカ(栗山千明)のために善男を殺そうと決意していた平太(松田龍平)ですが、リカが行方が分からなくなりました。
彼女は借金元の丸山(眞島秀和)にとらわれていたのです。
あと4日だけでいいから待ってほしいと言ってリカを連れ出す平太、ただ善男の意志を尊重している様子で彼を殺しそうにはありません。
ということはお金を返す当てがないのです。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」8話の感想
- 保険金殺人、愛する妻にかけられていたとなると凹むものです。生きているということは善男の場合は失敗したということ、でもそうすればあっという間に大金が手に入ると分かってしまった以上は味を占めているも同然です。そうして2番目の夫は殺された、だとすると可哀そうなものです。あと4日間で2000万、平太は本当に善男を手にかけるのでしょうか。数日間共に暮らしてきた中で情も湧いているようです。リカも不安感を募らせています。何しろ彼女はすでに父親の借金相手に一度捕まっているのですから、恐怖はかなりのモノでしょう。
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第9話「今こそ復讐の時」 |
自分で決めた残りの人生があと3日となった善男(小日向文世)は、遺書を書くなど、最期の日に向けての準備を進めていた。一方、死んだはずの三波(今井雅之)を名乗る男から電話を受け、期待と不安が入り混じるみずほ(小西真奈美)。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」9話のネタバレ
- 残りの人生はあと3日となりました。遺書を書いたり片づけをしたり、善男(小日向文世)は着々と準備を進めていくのでした。
一方のみずほ(小西真奈美)はというと、三波(今井雅之)を名乗る男から電話を受けます。
死んだはずの彼が生きている、期待と不安を胸に彼女は会いに行くことにしました。
保険調査員である杉本(生瀬勝久)もまた三波が生きているのではと信じていました。
善男の保険金殺人計画、それをみずほと共に企てたのは絶対に三波です。
善男を殺すといえば平太(松田龍平)もひそかに決意していたこと、ですがしのぶ(吉高由里子)が殺さないでと言ってきました。
善男にまんまとやられた彼女、いったいどのような気持ちの変化なのでしょうか。
しのぶはみずほにも頼んだよう、それを知った平太はみずほとある取引を行うことにしたのでした。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」9話の感想
- 死の3日前、本当であれば気持ちが昂ったり改めて死ななくともよいのではなど揺らいだりしそうなものです。遺書を書いたりと最後の日に向けて準備をする彼、すでにそういった域は脱してしまっているようです。このまま死んでしまうのか、でもその前に殺そうとするものもありそれを辞めさせようとするものも・どこまでも展開は急転していき見逃せません。でも本来であればもっと前に亡くなっていたはずの善男、それも妻に保険金殺人をされようとしていたのですからそこから11年・長く生きられたものです。ここまで生きられたのは運もあるはず、それを信じてもう一度頑張ってほしいのです。
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第10話「最終章!!絶望をのりこえろ」 |
残りの人生、あと2日となった善男(小日向文世)。みずほ(小西真奈美)は平太(松田龍平)に電話をかけ、三波(今井雅之)が生きていることを伝える。そうすれば善男が死ぬのをやめるはずだとも。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」10話のネタバレ
- あと二日で死ぬ男・善男(小日向文世)、そんな中で元妻のみずほ(小西真奈美)は三波(今井雅之)が生きていることを伝えるよう平太(松田龍平)に言うのです。
そうすれば死ぬのを辞めるはず、でも善男はその事実を認めようとしません。
多少強引ながら、平太はそれなら三波に会いに行けば良いだけと彼を連れ出したのでした。
元夫を助けるための電話をしたみずほでしたが、当の彼女は社長職から追われようとしていました。
なぜなら容疑者がすべてみずほの指示でやったと自供を行ったからです。
更に容疑者の形態に残るみずほとの通話記録、どうやら彼女はまんまとはめられたようです。
これだけしっかりとした状況証拠が残っているのです。無実を主張したところで通らないかもしれません。
善男はというと三波の会社へ、ついに11年ぶりに対峙することとなりました。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」10話の感想
- あと2日で死、でも彼を殺そうとしていた平太が今や彼の命を救おうとしているのです。すでに固い決意の善男、三波が生きていると言われても信じません。でも会えばもう無視することなど出来ないのです。11年ぶりの再会、どのようなことが起こるのでしょうか。そしてみずほ、自分はやった覚えもないのに勝手に自供を始められて容疑者と自分が電話で話したこととなっている、ものすごい恐怖でしょう。社長職を追われるだけでなく、このままではやってないことで犯人に仕立て上げられて殺人犯となってしまいます。容疑を晴らすことはできるのでしょうか。
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第11話「衝撃の最終回へ 生きるか、死ぬか」 |
全ての真実を突きつけられた善男(小日向文世)は、いよいよ死ぬ決意を固め行方をくらます。善男を止めたい平太(松田龍平)だが、善男が話していた「2人の心がつながった場所」を、みずほ(小西真奈美)は思い出すことができない。(引用元:フジテレビ公式)
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」11話のネタバレ
- 三波と会えば死ぬことは無いはず、そう思ったからこそみずほ(小西真奈美)も平太(松田龍平)も彼を三波と対峙させることにしたのです。
ですがすべての真実を知った今、更に死ぬ決意が固まっただけでした。そうして善男は皆の前から姿をくらましてしまったのです。
彼がどこにいるのか、ヒントとなるのは以前に善男が話していた「二人の心がつながった場所」しかありません。
つまりみずほの記憶こそが鍵、ただどうしても思い出すことが出来なかったのです。
当のみずほは夫を殺した容疑者となっていますし、りか(栗山千明)も保険金殺人の疑いをかけられました。
そして平太もしのぶ(吉高由里子)も善男を探し出せない、誰もが絶望しかなかったのです。
そんな状況の中、杉本(生瀬勝久)は一人事件の真相を突き止めました。そしてある場所へと乗り込んでいくのです。
- ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」11話の感想
- これで善男は未来を生きる決意をしてくれるはず、そう思っていたのにまさか逆効果となるとは思いませんでした。もう彼を止めることは出来ないのでしょうか。11日後に死ぬというのが揺らいでいない以上、もう残されている時間はほとんどありません。ただ元妻のみずほは自分自身も危険な状態、平太もリカのことがあって全力を注げません。絶体絶命の中でそういったしがらみのない杉本だけがどんどん真相へと突き進んでいっています。「二人の心がつながった場所」とはどこなのか、妻だったのであればぜひとも思い出してもらいたいものです。
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ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」の概要
主人公=喜多善男(45)は、人は良いがツイてないことづくしの人生だった男。生きていたって何の楽しいこともありゃしない、と思っていた彼は、ついにある日、無二の親友の命日である11日後に死のうと決意した。(引用元:公式サイト)
ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」の出演者、放送情報
喜多善男:小日向文世
矢代平太:松田龍平
鷲巣みずほ:小西真奈美
長谷川リカ:栗山千明
宵町しのぶ:吉高由里子
江端達夫:岩松了
三波貴男:今井雅之
森脇大輔:要潤
杉本マサル:生瀬勝久
原作: 島田雅彦『自由死刑』(集英社文庫)
主題歌:山崎まさよし「真夜中のBoon Boon」(ナユタウェイヴ・レコーズ)
制作:関西テレビ(フジテレビ)
放送:2008年
ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」の見どころ
本作は生きることに意味を見いだせない主人公・喜多善男が11日後に死ぬことを決意してからの物語です。
今までとても冴えなくつまらない人生を送ってきた善男が、自死を決めてから巻き起こる波乱万丈の日々が見どころとなっています。
人間ドラマを描いたヒューマンドラマでもあり、善男の死を利用しようとするサスペンスドラマでもある作品。
松田龍平演じる矢代平太や小西真奈美演じる鷲巣みずほなど、物語でキーマンとなる人物も様々登場しますよ!
自分の生と向き合った善男が最期に迎える運命に注目してご覧ください。
ドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」の感想
40代男性
「生きること」そして「死ぬこと」について考えさせられる作品でした。死を決意してから善男が自分の人生と向き合っていくところが見応えがありました。大きな展開があるわけではないですが、不思議な魅力があって毎回続きが気になったドラマです。主演の小日向さんはもちろん、松田龍平や吉高由里子とそれぞれ存在感があってキャストも豪華な顔ぶれでした。
30代女性
小日向さんはこういったイマイチついていない男のキャラクターにぴったりハマりますね。物語の展開も最後まで読めず、小日向さんのさすがの演技力が光っていました。意外な結末でしたが、ハッピーエンドだったのでスッキリとした最期で良かったです。また、個人的には松田龍平さんがかっこよくて素敵でした。演技も上手で食い入るように見ていました。
30代男性
ドラマが醸し出す雰囲気・世界観が自分好みで好きな作品です。視聴率が悪かったようですが、自分的には今季のドラマで一番好きな作品でした。コメディ要素も盛り込まれていて、内容も重くなりすぎずにしっかりとメッセージ性があるようなストーリーが魅力的でした。吉高由里子がセリフを棒読みするようなところもなんだか可愛らしかったです。
まとめ
以上、小日向文世主演のドラマ「あしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜」の動画を1話から無料視聴する方法と配信しているサービスの紹介でした。
たった一人の友人の命日となる11日後に自殺する決意をした中年男・喜多善男(小日向文世)が、予期せぬ出来事に遭遇して、再生していく姿を描いた異色ヒューマン・サスペンス。
人生って捨てたモンじゃない!と思えるドラマです。
TSUTAYA DISCASであしたの、喜多善男〜世界一不運な男の、奇跡の11日間〜のDVDは全て無料レンタルできます。
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