ドラマ｜モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-の動画配信を無料視聴できる方法

最愛の恋人の目黒すみれとの結婚も決まり、私生活も順調です。

しかしある時、漁に出た船が、沖合の海でひどい嵐に遭ってしまいます。

2週間余り遭難した漁船の中で、死を予感した外国人の船長は、暖にある手紙を託して亡くなります。

その後、暖を乗せた漁船はなんとか故郷の漁港に帰還します。

生還の喜びもつかの間、暖は刑事の入間から船内での事情を聞かれることになります。

そして刑事に請われるままに、船長から預かった手紙を渡してしまいます。

その手紙には、テロ組織への資金援助を要請する内容が書かれてあり、実は手紙を託した入間刑事の父親に宛てたものでした。

入間は父とテロ組織とのつながりをもみ消すため、手紙を入手する必要があったのです。

入間は手紙を焼いた後、次は暖に嫌疑が向くよう、証拠を捏造します。

そんな事情を知らぬまま、暖はすれみとの結婚式の日を迎えます。

しかし式直前に、警察官により暖は逮捕されてしまいます。

更に入間の計略による非合法的な手段の果てに、暖は日本から遠く離れたラデル共和国の、海に浮かぶ監獄に投獄されてしまうのです。

そんな中、地下牢で脱獄を謀る老人と出会い、一緒に脱獄していくことになります。

なんとその老人は、クーデターによって投獄された、ラデル共和国の元大統領・フィリア真海だったのです。

体力が限界に近づいていたフィリアは、暖に自分の遺産を譲るいいます。

引き受けた暖は、亡くなったフィリアを弔い、フィリアの遺体になりすまし、かわりに海に投げ捨てられます。

そうして無事、脱獄に成功することができたのです。

日本に戻った暖は、すみれの喫茶店を訪ね、すみれは南条と結婚して東京で暮らしていると知ります。

また、寺角から事件の真相を聞き出した暖は、暖を陥れたのは南条と神楽が仕組んだことだと知るのです。

その後、暖は入院している英一朗を訪ね、「息子に世話になった」と一億円の小切手を渡します。

小切手の差出人は「モンテ・クリスト・真海」であり、フィリア真海から譲り受けた遺産の一部なのです。

そしてその年の秋に栄一朗は亡くなってしまいます。

栄一朗の葬儀の後、暖はクルーザーでその場をあとにしました。

すみれだけがその姿をじっと見つめていました。

モンテ・クリスト・真海と名前を変えた暖は、世界屈指の投資家となるが、その心は満たされることはなかった。

未だに自分を陥れた者たちへの復讐心に、心を支配されていたのだった。 　

そんな中、江田愛梨と南条明日花の2人が、シーカヤックで遊んでいる際、パドルを落とすというアクシデントに見舞われる。

浜に帰れず困っている二人を助けたのは、真海（暖）と秘書の土屋慈だった。 　

無事、港に戻った４人は、明日花の両親が真海に挨拶がしたいと言うので、明日香の家に寄ることになる。

そこで真海は、有名俳優となった幸男と、著名料理家として活躍するすみれと再会するのであった。

なんと、明日花は幸男とすみれの娘であり、愛梨は幸男のマネージャーだったのだ。

それを知った真海は、幸男とすみれをホームパーティーへ招待することにする。　

真海はホームパーティーを行う別荘を神楽から買っており、神楽夫婦もパーティーに招待していたのだ。

さらに、真海は入間公平にも近づいていくのだった。

そんな中、神楽と留美は、ある土地開発プロジェクトの地鎮祭に出席する。

神楽は、政治家・木島の力をうまく利用し、国有地の取引を有益に進めようとしていた。

しかし、木島に他の建設業者も動いていると念押しされてしまう。

神楽が会場をあとにし、一人残った留美のもとに、真海が現れる。

「真海には近づくな」と入間から聞かされていた留美は驚愕する。

真海は、テナントの相談にきたという。

そして、自身のアパレルブランドを設立したいという青年・安堂と留美を引き合わせる。

安堂の相談に乗ってもらいたいとして、真海は留美を別荘に招待する。

留美は、人柄が明るく元気な安堂を気に入り、安堂の手助けをしたいと告げるのだ。

一方、入間は娘・未蘭の結婚の準備を進めようとしていた。

未蘭は貞吉に意見を聞きたいと、入間と母・瑛梨奈と共に貞吉の部屋へ行く。

未蘭には結婚は早いと止めて欲しいと頼む未蘭だったが、貞吉は会話するのも難しく、介護が必要な状態になっていた。

そんな貞吉をうまく利用し、入間は結婚の準備を進めていくのだった。

真海の魔の手は神楽の妻・留美へ向けられた。

実は安堂は、留美が不倫の末に産んだ実の息子だったのだ。

そのことを知らない留美は、安堂と肉体関係を持ってしまう。

次の真海の魔の手は、入間へと向けられる。

真海は、マレーシアに滞在していた出口を日本に引き戻し、別荘へ招く。

出口は、入間が決めた未蘭の結婚相手なのである。

日本に戻れて満足する出口に、真海は「入間の父・貞吉を殺害して欲しい」と頼む。

驚愕する出口に、冗談であると告げた真海だったが、貞吉の巨億な遺産相続問題で入間家は言い争っていると吹き込むのだった。

一方、未蘭は、貞吉の意見により結婚話が破断になったことを、信一朗に伝えていた。

明るい未来が見えてきた未蘭と信一朗だったが、未蘭が帰宅すると出口が訪問していた。

出口は、入間から貞吉の遺産は全て寄附するということ、それでも未蘭と一緒になってくれないかと懇願されるのだった。

出口はそのことを真海に伝えると、結婚前に貞吉を殺害して遺産を奪ってしまえばいいと囁くのだった。

躊躇する出口に、さらに追い打ちをかけるように真海は、貞吉は人を殺した過去があると話し出すのだった…。

その手は入間公平（高橋克典）の家族へと伸び、南条幸男（大倉忠義）と 神楽清（新井浩文）の関係も壊れた。

香港のタブロイド紙が、裏組織ヴァンパが十数年前に有名俳優ショーン・リー（ジョー ナカムラ）家族を殺害していたという新証言を掲載した。

幸男がショーン家族の元付き人だったことを知る神楽は、幸男の弱みを握るチャンスだとほくそ笑む。

十数年前、幸男はヴァンパに借金の返済を迫られ、その代わりにショーン宅に組織が忍び込む手引をしたのだ。

窃盗目的だったが、ショーンたちが帰宅し、ヴァンパにより夫婦は暴行される。

そんな過去を思い返していた幸男のもとへ、ヴァンパの者たちが詰め寄る。

裏切り者を消しに来たというヴァンパに、幸男は記事元は自分ではない、自宅に脅迫のファックスが送られてきたと話す。

ヴァンパは、最近、香港で神楽の秘書である牛山直紀（久保田悠来）が、幸男の過去を調べ回っていたと伝える。

そして、牛山に余計なことをさせないよう幸男に命令する。

ヴァンパと幸男だけがショーン一家の事件の真相を知っているはずだが、実は他にも知る人間がいた。

そして真海が放った矢が今、幸男（大倉忠義）をも貫こうとしていた。

幸男家は裏組織のダニー（葉山ヒロ）とサム（ジョン・リ）に襲撃される。

事の全貌を知らないすみれ（山本美月）と明日花（鎌田英怜奈）は囚われの身に。

ダニーは以前幸男が関与したショーン（ジョーナカムラ）事件の目撃者で、かつてダニーにより売り飛ばされたショーンの娘、エデルヴァが香港警察と接触したと語る。

幸男が狙われていると考えたダニーは、その誰かを見つけ出すよう命令。

家を転がり出て愛梨（桜井ユキ）と神楽（新井浩文）へ連絡する幸男だが、なぜか神楽へは不通となる。

その頃、真海が神楽のもとを訪れる。

詐欺師だった安堂（葉山奨之）を留美（稲森いずみ）に会わせたことを謝罪する真海。

そして幸男がショーン事件に関与した事が、香港警察へ伝わるだろうと告げる。

その頃、匿名の通報にて無残な姿となった寺角が発見された。

入間（高橋克典）は国見（森岡龍）から、寺角が浜浦町生まれで、15年前の暖の逮捕に関与していたと報告される。

既に死亡届けが出ているはずの暖について、入間は調査を始める。

そんな中、すみれは、真海と暖が同一人物だと気付く。

真海は、自分自身の心と葛藤しながらも、信一朗と話すことで一瞬心が晴れたのだが、信一朗が未蘭の交際相手だと知り、すぐに曇るのだった。

一方、未蘭は、信一朗に会って欲しいと父・入間へ頼むが、聞き入れてもらえない。

母である瑛理奈は、落ち込む未蘭を慰め、貞吉の部屋へ一緒に行く。

貞吉は、瑛理奈が企む殺害計画を知っているのだ。

未蘭に、瑛梨奈は危険だと伝えようとする貞吉。

しかし、会話用のタッチパッドをうまく瑛梨奈に奪われ、未蘭にそのことを伝えることはできなかった。

その時、貞吉のもとを真海が訪ねてくる。

また、神楽は、南条の自殺・寺門の殺害はすべて真海が仕組んだこと、また自分と入間も標的になっていることを入間へ伝える。

真海の正体は一体・・・。

神楽と入間の脳裏に浮かぶ人物はただ一人。

こうして、入間は暖を取り調べ室に真海を呼び出す。

そこは１５年前、暖を陥れた取調室と同じ取調室だったのだ・・・。

信一朗は、真海から「大切な人を守れる」と言われ、ある薬を渡される。

その薬を飲んだ未蘭は、意識不明の危篤状態になるのだった。

真海に詰め寄る信一朗に、「じきに死んで償う」と真海は言うのだった。

未蘭を殺害したと思った瑛理奈は、ついに貞吉をも殺害しようとする。

しかし、帰宅した入間に見つかってしまい、瑛理奈は毒を飲んで自殺するのだ。

一方、神楽は倉庫に閉じ込められていた。

神楽は、国有地売却の件で、闇献金疑惑にかけられており、東京地検特捜部が捜査を始めたことを知る。

そして、天野が部下を連れて拷問を始める。

それは、かつて真海が味わったような過酷な拷問であった…。

そんな中、真海の元へ向かう南条とすみれの元に１本の連絡が入る。

愛梨と娘・明日香が一緒にいるというのだ。

明日香のことを心配した南条は、一人で真海に会いに行くことにする。

その頃、真海は入間と一緒にいた。

真海は、留美と安堂が一緒に逃亡していることを入間へ伝えるのだった。