ドラマ｜任侠ヘルパーの動画を全話無料で見れる動画配信まとめ

告別式が終わり送迎のバスに乗り込んだ彦一だったが、そこには二本橋賢吾（宇梶剛士）や四方木りこ（黒木メイサ）ら隼会のメンバーがいた。鷹山は彦一と同じ様に指名を期待している面々に研修を受ける様切り出す。

バスが向った先は老人介護施設の「タイヨウ」という場所でオーナーの園崎康弘（大杉漣）と和泉零次（山本裕典）という介護福祉士が出迎えた。

そしてそこで介護ヘルパーとして働くというのが彦一たちに与えられた研修だった。

早速ヘルパー達と共に彦一達は、オムツ交換などをするが全く対応出来ない。

同じ頃、分刻みのスケジュールをこなすハートフルバードの社長の羽鳥晶（夏川結衣）は介護ビジネスで成功を収めたものの、その忙しさから息子である涼太（加藤清史郎）の苦悩には気づいていなかった。

一方、彦一がタイヨウの控室で寝ていると倉田チヨ（池内淳子）に顔を覗き込まれる。認知症のあるチヨは彦一の事を息子だと思いこみ、部屋を出ようとした彦一に金を差し出して…。

介護福祉士である和泉零次（山本裕典）は賛成するものの、ヘルパーの美空晴菜（仲里依紗）達は違和感を感じていた。

そんな中、オムツの着用を断固として拒否していた車椅子を利用している入居者の本村幸三（津川雅彦）に、施設の方針に従いオムツを履かせようとした所、足をステッキで引っ掛けられる。

彦一はカッとなり本村に掴みかかるがその際にユニフォームに隠れた刺青を本村に見られてしまう。

腕っぷしが強い上にヘルパーの中には殴られた人間もいるという話を聞いた四方木りこ（黒木メイサ）は、鷹山（薮宏太）達に、その厄介な老人にオムツを履かせる事が出来たら手柄になると話す。

本村の説得にりこ達が向かうが説得には至らなかった。

翌日、本村の外出の付添をオーナーの園崎（大杉漣）から頼まれた彦一は、車椅子の本村と共に駅に降り立つが、本村はそこからバスに乗る為、ステッキをつき立ち上がる。

車椅子姿を知り合いに見られたくないという本村に彦一はため息をつくが…。

老人介護施設「タイヨウ」を利用している老人が自宅で虐待されている可能性がある家に二人は訪ね、その老人の孫の高志（忍成修吾）と会う。

彼曰く、「夕方なのにもう寝てしまった」との。

しかし、キッチンで音がして見に行くと、森康子演じる祖母・渡辺節子がコップを持つ腕には赤黒い痣が。

二人は、鷹山三樹矢（薮宏太）、黒沢五郎（五十嵐隼士）、六車雅人（夕輝壽太）、二本橋賢吾（宇梶剛士）らで構成される“任侠ヘルパー”と、ヘルパー・和泉零次（山本裕典）に今回の件を報告する。

ところが、痣の区別は難しく、本人の証言なしで他人が動けない。

りこは節子を心配して、渡辺家を訪ねてみるが、節子はドア越しに話すのみだが、話すうちに節子との距離は近づく。

この訪問を知った孫の高志は、「ハートフルバード」に苦情をいれる。

施設オーナーである園崎康弘（大杉漣）や和泉たちは悩み、彦一はりこに落ち着くよう説得するが、りこは取り合わない。

「ハートフルバード」社長である羽鳥晶（夏川結衣）が来て、りこの今までの立ち振る舞いを指摘するも気持ちは変わらず。
彦一はそれを見て…。

それからというもの二人は利用者と自分たちの関係性について思いをめぐらせ、そんな二人の事を美空晴菜（仲里依紗）が気にかけていた。

そんな時、車椅子に乗った老婦人の北浦ナツ（島かおり）の散歩をしていた彦一だったが、ナツが一人の女性（山田優）をみて呼びかけた。その女性はナツが一人で暮らしていた頃に自宅を訪問してくれたヘルパーの玲子だという。

宇野玲子だと彦一に名乗ると、その後タイヨウにやって来た。

気立てもよく美人の玲子は、利用者以外にも施設のオーナーである園崎（大杉漣）や三樹矢（薮宏太）達からも人気だったが、玲子にナツが預金通帳を渡している所を和泉零次（山本裕典）は目撃してしまう。

壁に向ってキャッチボールをしていた涼太（加藤清史郎）は彦一に気づき、その後を追う。

彦一から喧嘩した友達とはどうなったと聞かれた涼太は、悪びれる事なく、母親が謝りに行ったと話す。

彦一は涼太と分かれ歩いていると通りがかりのアパートから年老いた婦人と玲子が出てくるのを目にする。

しかし玲子はあゆみと呼ばれていて…。

しかし、倒れてから搬送された病院で晶は目を覚まし、息子・涼太（加藤清史郎）らの制止も聞かず、仕事に復帰するため病院をでる。

同時刻で、「タイヨウ」では、いつもの「地域交流会」の出し物を決める為、和泉零次（山本裕典）、美空晴菜（仲里依紗）と鷹山三樹矢（薮宏太）、黒沢五郎（五十嵐隼士）、六車雅人（夕輝壽太）、二本橋賢吾（宇梶剛士）ら“任侠ヘルパー”で相談していた。

そこに、小澤義男（上田耕一）という男が来て、その彼は半身麻痺で、家で妻・さくら（倍賞美津子）に世話されていた。

しかし妻は介護疲れから自殺をしようとして、救急搬送されていた。彦一、りこ、零次が見舞いに行くと、さくらは小澤の面倒を見て欲しいと言ってきた。

どうにか自宅で介護を続けるよう説得するが、さくらは頷かず。

するといきなり、彦一が、その女に他人の介護はできない、と嫌な態度をとって、病室を出て行ってしまう…。

一方、施設内では認知症でもないのに風間寛（ミッキー・カーチス）が女性を追い回すセクハラが問題になっていた。

被害者の中には四方木りこ（黒木メイサ）もおり、鷹山三樹矢（薮宏太）ら任侠ヘルパー達は呆れ返っていた。

そんな折、徳田多恵子（木村夏江）という女性が義娘に連れられ入居してくるが、風間は多恵子をみて多恵ちゃんと声をかけた。

同じ頃、自分の母・晶が何の病気なのか聞いて欲しいと彦一に頼んだ涼太（加藤清史郎）は断られてしまう。

そんな中、風間は自分の初恋の人が多恵子で、告白しないまま人妻となってしまったがここで再会出来た多恵子に自分の思いを打ち明けたいという思いを二本橋（宇梶剛士）はしみじみと聞くのだった。

後日、別れた妻と暮らしている娘の瑞穂（指出瑞貴）にあった二本橋は、娘から母親が再婚間近だと伝えられる。

しかし煮え切らない二本橋の態度に怒った瑞穂は席を立ってしまう。

その翌日、外でタバコを吸っていた彦一のそばに晶が一人でやってくる。

涼太が心配していると伝える彦一に晶は…。

夜になって初美が帰宅すると彦一達にひどい目に合わされたという孝江に、もうヘルパーを頼まないと初美は約束する。

孝江の事を園崎（大杉漣）と零次（山本裕典）に報告した晴菜は、初美がプライドの高い孝江の世話を一人でしている事を懸念していた。

そんな時、母親殺しの過去があるという記事が掲載された羽鳥晶（夏川結衣）の雑誌を持ち、利用者の家族達が施設に乗り込んできた。

この記事がきっかけでハートフルバードはフランチャイズの契約解除の声が上がるなど、批判が広がりこのスキャンダルによって四方木りこ（黒木メイサ）らも自分達の身元がばれてしまうという不安を隠せないでいた。

そんな中、タイヨウで夏休みの間、手伝いをする事になった涼太（加藤清史郎）だったがその健気な様子が利用者の癒やしとなっていった。

一方で仕事と介護をどうにか両立させていた初美だったが限界を向かえつつあった。

一人で全てを背負うつもりの初美に彦一は声をかけるが拒否されてしまい…。

そのことに、翼彦一（草なぎ剛）、四方木りこ（黒木メイサ）は驚きを隠せない。

確かに負傷をして誰かにサポートして貰わなければならない状況なのは分かる。

しかしながら、他にも施設はあるはずだ。

なぜ「タイヨウ」を選んだのか…？

彦一は、鷹山源助（松平健）に鷲津が施設に入ってきたことを知らせた。

けれども、気にしなくていいと言われてしまう。

個室は現在どこも埋まっているので、鷲津は山浦夏夫（峯のぼる）と同室になった。

そこへ、美空晴菜（仲里依紗）がお花を持って部屋にくる。

夏夫に対して息子が送ってくれたのだ。

後遺症があり話せない夏生は、花束を見て幸せそうな笑みを浮かべる。

鷲津は、個室でないこと、誰も見舞いに来ないこと、両方にイラついていた。

一方で、羽鳥晶（夏川結衣）は物忘れの激しさに、頭を悩ませていた。

息子の涼太（加藤清史郎）は、そんな母親のためにメモ書きを家中に貼り出す。

しかしそれを翼彦一（草なぎ剛）が止めに入り、感情的になっているりこを説得する。

「これは復讐」と話すりこに対して、彦一は「鷲津は四方木組を襲っていない」と告げる。

だが、りこは腑に落ちず、もう一度鷲津に刃物を突き刺そうとする。

そこへ、和泉零次（山本裕典）が現れて、刃物を握る手を蹴った。

りこはその場から逃げ出して、どこかへ行ってしまう。

そんな中、彦一に羽鳥涼太（加藤清史郎）が連絡をしてきた。

母親である晶（夏川結衣）が、この時間になっても帰ってこないと言うのだ。

涼太と共に急いで探しに出かけると、晶はすぐに見つかった。

安心する2人だが…。

一方で、渉（梶原善）が父親・山浦夏夫（峯のぼる）を訪ねてきた。

彼は父親を看取ってほしいと園崎康弘（大杉漣）に頼み、帰っていく…。

しかしながら、病の進行は止められない。

一方で、日野弥生（中別府葵）が翼彦一（草なぎ剛）について尋ねに「タイヨウ」に来た。

彦一が身分や名前を偽っていた理由は何なのか？

対応にあたった四方木りこ（黒木メイサ）は、その質問に答えることはできない。

すると、弥生は契約解除を言い渡してくる。

緊急事態が起きたと、りこに連絡を貰った彦一。

彼は現在晶の自宅にいる。

すぐに「タイヨウ」に向かうべきだとは分かっている。

けれども、羽鳥涼太（加藤清史郎）が、母の様子を気にかけている状態で…。

そんな中、「タイヨウ」では介護士が辞職を次々に申し出る。

園崎（大杉漣）は少し待ってほしいと頼むのだが、彦一に対して同僚たちの目は厳しい。

更に彦一の件を聞いた様々なメディアたちが、施設まで押しかけてくるようになり…。

その頃、タイヨウの利用者達を受け入れてくれる先を美空晴菜（仲里依紗）や園崎康弘（大杉漣）が探す中、涼太（加藤清史郎）と共に羽鳥晶（夏川結衣）も出ていく事になった。

晶が出発する日、荷物を車に積み込んでいる彦一に、一緒に写真を取ろうと提案し晶の携帯に３人のショットが収まる。

一方、多くの高齢者がタイヨウにやってくる事件が発生する。

鎌田公造（渡辺哲）は自分の経営する施設が潰れ、行き場を失った高齢者を連れて一晩でも構わないから預かって欲しいと懇願される。

仕方なく受け入れた園崎だったがその後、鎌田と連絡が取れなくなった。

それでもタイヨウでは高齢者を見捨てられず炊き出しをすると、暖かい食事に高齢者達が感謝する様子、彦一を始め任侠ヘルパーらは熱いものが胸にこみ上げる。

すると、持っていたお玉を投げ捨て彦一はその場を出ていった。研修が終了すれば又、自分たちは高齢者を食い物にしながら生きていくと、追ってきた五郎に話した彦一は苛立ちをぶつける。

極道へと再び戻る自分達がしている事に心が揺れる彦一は…。