ドラマ｜女くどき飯の動画を無料で見れる動画配信まとめ

そんな彼女に入ってきたのがある記事の依頼、フリーライターの彼女が応募者の独身男性提案のお店で食事をして更には口説いてもらってという「女くどき飯・私をゴハンに連れてって」といった内容の企画でした。

懇意にしている編集者である伏見裕子（安藤玉恵）からの依頼ですし、ウェブサイト内で連載となります。

ただ飯も食える、ギャラのほとんどは一人飯の外食につぎ込んでいた恵ですから飲食店に関しての知識量もたっぷりで、正に自分のためにあるような企画でした。

もちろん快諾、こうして女くどき飯の相手男性募集が始まったのでした。

栄えある初回のお店は銀座の高級レストラン、大手広告代理店に勤務するいわゆるデキる営業マンくんでした。

まるで恋愛コラムのようなコンテンツに加えて、お店の紹介が載せられており、初回は良い評価を受けることができている。

そんな中、次の応募者に関する情報が手元に届いた。

自称「起業準備中」の須藤豪太（加治将樹）が今回の応募者であり、恵比寿にあるヒマラヤ鍋が有名なネパール料理が味わえるお店を彼はチョイスしていた。

豪太は自己啓発本や名言集を読みあさり、ツイッター上においては名言BOTをフォローするような日常を過ごしながらも、自らの会社を起こすという夢を話していたのであった。

恵はおいしい食事を満喫しながらも、須藤は外見に加えて中身も薄いのにもかかわらず情熱に溢れた男であると呆気にとられていたのだが…。

そんな連載に応募してくれた今回の男性は、スタイリッシュなファッションをしている二十歳の多野坂悠（碓井将大）でした。

現在大学生をしている彼は、出版社で働きたいという夢を持っています。

口数が多い訳ではないですが、清潔感のあるビジュアルと、恵という年上の女性を前にしても緊張している様子の見えないところから、どう考えても充実した日々を送っているタイプです。

オシャレな彼が選択したご飯屋は、燻製料理が評判のお店でした。場所は中目黒です。

恵は、悠とのやり取りを交わしていく内に、年下男性の魅力に気付いていきます。

捻くれていないところ、可愛らしさ、そして甘えてくるのも褒めてくるのも上手な彼に、恵の心はどんどんほだされていきます…。

外見はごくごく普通で決してイケメンとは言えず、恵（貫地谷しほり）としてはテンション下がり気味でした。

とはいえ開業歯科医という肩書を持っている以上は年収的には普通より確実に上、だからこそどうやら女性遍歴は華やかなようです。

そんな彼がなぜわざわざ応募してきたかというと「連載記事を読んでいて筆者に興味を持ったから」ということのようです。

ということはある程度は企画のコンセプトは知っているはずです。

ですが桜田は大暴走、選んだ六本木の寿司割烹で自由自在に恵を翻弄していくのでした。

「くどき飯」企画は食事をしながら口説かれるというもの、そんなのお構いなし完全無視です。

見た目は普通でもやはり開業歯科医というべきか彼の性格か、上手く記事にすることはできるのでしょうか。

見た目は今風のチョイ悪おやじ、でも実際に話してみると陽気でフレンドリーで話しやすいです。

編集者の伏見裕子（安藤玉恵）に義理立てするために・更にはただ飯を食らいたいという下心もあって始めた企画でしたが、恵は楽しい時間を過ごしていました。

場所は麻布十番にある絶品の中華料理のお店です。

都内にいくつかの会社を経営する社長さんですからきっとおいしいものを食べなれているのでしょう。

父親と同じ年だしとなんとなく見くびっていた恵も、美味しいお料理と大人の魅力に次第に魅せられていくのでした。

すでに世間が忘れ去ってしまったようなバブル語をバリバリ使いこなしていて、でもその古さが逆に新しいのです。

若い恵を前に臆することもなし、男気溢れる姿は好感が持てます。

肩書はアパレルブランド・ディレクター、渋谷のオイスターバーがこの度の会場となります。

きっとこれまで幾多の女性たちを夢中にさせてきたのでしょう。魔性の男っぷりはすぐに分かります。

ラフで堂々とした立ち居振る舞い・ナチュラルすぎる女っタラシっぷり、時にはさりげなくそして強引にまるで息をするがごとく女を口説く彼。

くどき飯の企画にピッタリの人物と言えるのかもしれません。

でもこの企画が始まってすでに何人もの相手に口説かれてきた恵も正に口説かれのプロ、これまでの女性のように簡単になびいていては名折れとなります。

むしろ明らか過ぎる彼の言動に警戒を解かないまま企画を始めた彼女でした。

それゆえに応募してくる独身男性たちも皆個性あふれる面々ばかりでした。

今回の応募者は韓国人留学生のイ・ジュンソ（グァンス・超新星）です。

彼は日本料理に魅せられて将来的に自国で日本料理のお店を出したいという夢を持っていたのでした。

そんな彼のつたない日本語に耳を傾けるのは、八重洲の高級焼肉店です。

派手にアピールしてくる優しさは日本人男性には無いもの、男性に対して可愛らしいと思えたのも彼が初めてです。

共にお食事を取る中で次第に、恵はジュンソに惹かれていくのでした。

もっといっぱい話したい、彼の夢を応援したいと自然に思えてきた恵、でもジュンソはもうすぐ韓国に帰ってしまうのです。

恵はどうするのでしょう。

恵は、今回応募があった「恋愛スクール講師」をしているという大浦智也（大東駿介）と「二十代最後」となるであろう仕事を共にすることとなる。

智也は浅草にある和食店を指定し、いかがわしく感じてしまう「恋愛スクール講師」という職業とは異なり、嫌な感じもなく、清々しい知的な雰囲気の男性であった。

智也は恵が心に思っていることを的を射た理解力と分析力によって徐々汲み取っていき、恵はそんな智也がこれまで対応してきた応募者とは「何か」が異なると感じ取っていたのであった。

連載企画である「女くどき飯」はいよいよこのタイミングで成就することとなるのであろうか！？