ドラマ｜理想の上司の動画を１話から無料で見れる動画配信まとめ

時雄は、支店長・柘植(前田吟)に突然、3名をリストラせよという強制的な業務命令を受けた。

その3名とは、お荷物ＯＬとみんなこら呼ばれている万里華(松雪泰子)、そして笑美子(石田ゆり子)、新入社員として入社したばかりの菜乃子(木村佳乃)だ。

情報集収しようと3人を強引に居酒屋に誘ったが、素直で明るい彼女達の素顔を知ると苦い気持ちで一杯に。

本当にリストラをしていいのか、彼女達の生活は今後どうなるのか…見捨てていいのか…。

そこで時雄は、昔からの親友・難波(石倉三郎)に相談をした。

親友は一人前に育てる事の大事さを一生懸命解いてくれた。その大事な親友の助言で3人を1人前に鍛えることを決意する。

柘植(前田吟)はその旅行をお荷物3人組の万里華(松雪泰子)、笑美子(石田ゆり子)、菜乃子(木村佳乃)に担当させる。

故意的に失敗させて全て責任をとらせるように計画をしている。

慰安旅行当日、心配でどうしても胃になってしまい時雄(長塚京三)は飛び込みで急遽旅行に同席することになった。

予想通り、失敗ばかり続いてしまう万里華(松雪泰子)、美子(石田ゆり子)、菜乃子(木村佳乃)を時雄（長塚京三)が手助けをし、旅行客は全員なんとか満足して旅を終了する事ができた。

翌朝、時雄は柘植から改めて万里華、笑美子、菜乃子の理不尽なリストラを命じられるがどうなるのか今後の展開は・・・。

気は進みませんが業務命令、取り合えず時雄は万里華に話してみました。

このまま見合い話が進んでいくならそれもまた運命、しかし考える間でも無し・速攻で断られてしまったのでした。

そんな折、万里華の元に彼女の元恋人の俊平がやってきました。旅行代理店業務をしている彼女の仕事中にやってきた俊平、なんと新婚旅行の依頼にやってきたのです。

彼女もその昔、彼からプロポーズされたことはありました。

でも仕事が出来ないままに結婚を言い訳にして逃げ込むのは嫌だ、そう考えて別れを切り出したのは自分です。

だからこそ今度こそ共に添い遂げる相手を見つけた彼に誠意をもってお仕事をするのでした。

それから数日後、万里華はお見合いに承諾する旨を柘植に伝えました。でも当日、なぜか彼女はお見合いの席にやってこなかったのです。

そんな彼女たちをなんとか助けたい、その手立てとして時雄は出向させる道を考えました。

取り合えず柘植から離してやることで攻撃の手も緩むはず、でもそんな思いが伝わることはありません。

むしろ出向話を持ち出された彼女らはショックを受けるのです。

そんな折、雄介（沢村一樹）からも「5年前に坂本さんから裏切られて出向させられてしまった」などという話を聞かされたので最悪のタイミングです。

自分たちを守ってくれているはずの時雄に対し、むしろ万里華らは不信感を持ち始めてしまうのです。

共に会社と・柘植と戦わねばならない中でどうなってしまうのでしょう。

時雄は柘植（前田吟）に彼女らのリストラを断り了承されるも、「1ヶ月以内に業績アップできなければ時雄の左遷・3人の辞職」という条件を出されてしまったのでした。

これからは一丸となって頑張らなければならない、時雄は彼女らに正直に事情を離すことにしたのでした。

そんな時、菜乃子が自身の通う俳句教室の先生から100名の海外旅行の話をされたのです。

これを実現できれば条件をクリアできる、俄然張り切る3人組ですが一人笑美子だけは雄介（沢村一樹）の忠告もあり、時雄をいまいち信用できずにいたのです。

バンドのオーディションに優勝して音楽デビューすること、その為にも日々ギターの練習に励んでいます。そんな様子を陰から見守る父、改めて彼の生き方・人生について理解し始めたのです。

荒唐無稽と思う夢ですが実際に世の中には叶えているものだっています。

自分もまだ働いているし家にも多少は蓄えがある、彼もまだ若いのですからいくらでもやり直しは効きます。

後悔の無い人生を生きてほしい、そう思えるようになったのでした。

そんなおり、笑美子（石田ゆり子）の祖母が上京してきました。

新潟の実家に連れて帰ろうとする彼女、でも今の自分を見てほしいといつも以上に張り切って東京ツアーの添乗員として頑張ったのです。

笑顔で帰途についた客たち、安心した彼女の元に後日届いたアンケート結果たるや散々なものでショックを受けるのです。

高価な衣類にアクセサリーとついつい買い過ぎてしまったのです。

もちろん今まで貯めていた貯金もぱあ、返せる当てはありません。何しろ彼女の勤める旅行代理店では副業は禁止されていたのです。

でもこのままだとやばい、彼女はこっそりアルバイトを始めてしまったのです。

就業規則に反することを行ってそれがばれた場合にはリストラされても自己責任、副業の事実を知った時雄（長塚京三）は慌てて援助を申し出たのです。

取り合えず受けて少しずつでも彼に返済していけば良いだけのこと、なのに自尊心が高い万里華はつい断ってしまいました。

更には雄介（沢村一樹）や菜乃子（木村佳乃）・笑美子（石田ゆり子）まで借金のことを知ってしまったのです。

援助するなんて言ったら受けないに決まっている、そう分かっている笑美子はアパートのポストに無記名でお金を入れたのです。

でも施しを受けるという意味では同じこと、プライドが傷つけられた彼女は大激怒です。

彼は夫婦で沖縄の離島に行きたいとのこと、それもリゾート地ではなくむしろ何の施設もないただの自然を希望されます。

こういった客も珍しい、時雄（長塚京三）はすぐにも返答はせず、とりあえず返事は後日ということで送り帰し緑川の身辺を調べることにしました。

すると旅行どころか、彼の妻は重病で明日の命も保証できない状態です。

何かトラブルがあったら大変、危険な客を断るよう菜乃子（木村佳乃）に指示したのです。

ですが緑川は「死期の近い妻が見たいものをみせてやりたい」という想いを持っていたのです。

それを聞いた菜乃子、内緒で送り出すことにしました。

それから数日後、旅行先にて緑川の妻が死亡したという知らせが柘植（前田吟）の元へと舞い込んできたのです。

彼女もまた旅行業界で働いていました。それも大阪で旅行代理店の社長をしていたのです。

彼女は時雄をヘッドハンティングしようとします。改めて彼への想いが再燃したこともあったのでしょう。

もちろん問題児3人を立派に育て上げなければならない身、上司である自分が逃げるわけにもいきません。

だからこそまだ今のところでやっていたいという想いは強く、時雄の気持ちとしては断らなければならないとは分かっているのです。

ただ昔の恋人と接近したことで心ときめいているのも事実、ある時更なる説得をとホテルのバーへと誘った美智子、そんな様子を珠子（柴田理恵）が目撃してしまったのです。

さっそく彼女はいづみ（風吹ジュン）に「ホテルで美女と会っていた」という具合に話してしまいます。

ずっと面倒を見てきた時雄（長塚京三）でしたが業績を上げられなければリストラという事情を伝えて共に頑張ってきたおかげか、ついに目標達成まであと一歩までこぎつけました。

そんなおり、3人は大手旅行会社との競合である会社の海外社員旅行のためのプレゼンに参加することとなったのです。

大きな契約、これを取れれば見事目標に到達し3人組の辞職も時雄の左遷も免れることとなるでしょう。

客の立場に立ち、3人は綿密なる打ち合わせを行い細やかなプランを作ろうとするのです。

でもそれを邪魔しようとしてくるのが雄介（沢村一樹）、時雄に復讐したい一心で、彼女らが考えた計画をライバルである大手旅行会社に密告してしまったのです。

そんなおり、いづみ（風吹ジュン）の妊娠が判明しました。

なのに非情にも会社から出された業務命令は、「3人の中から1人を選んでリストラしろ」というものなのです。

悩み苦しむ時雄、命令を出された翌日は3人の顔を見ていられなくて仕事を休みました。

そんな彼の課せられた任務を知った3人、尊敬する時雄を・そしてそれぞれの仲間を苦しめたくなんてありません。

3人とも迷わず辞表を提出したのでした。その想いを感じた時雄は「誰か1人に絞ることなど出来ません」と柘植（前田吟）に報告したのです。

そんな時雄はすぐにも柘植に上司から降ろされてしまいました。

その代わりにやってきたのは最悪なことに、雄介（沢村一樹）です。

これからどうなってしまうのでしょう。

でも雄介（沢村一樹）だけは頭を打ったことで意識不明の状態となっていたのです。

本来であれば会社の体面を考えればＶＩＰこそを先に救急車に乗せるべきなのです。

でも時雄はむしろ症状の重い軽いで順番を決め、雄介を優先させました。そのおかげで彼は一命を取り留めることが出来たのです。

今までずっと雄介は時雄に嫌がらせをしてきました。

でもその事実は彼の判断を考えさせる材料となることはなかったのでした。

更に目覚めた雄介は難波（石倉三郎）から教えられます。

5年前の事件の時もまた時雄は雄介の身を守るために奔走してくれていたのです。

何度も助けてくれた相手に知らなかったとはいえ嫌がらせの数々を繰り返してきた自分、心底悔やみました。