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いつか卒業することを夢みているが、町内会が掲げる「不純異性交遊反対！」というモットーによって行く手を阻まれていた。

しかも学校では、正平たちが「学年でまだ経験していない最後の4人」であると判明！

夏休み。

11年前に引っ越していった幼なじみ 大和田千絵（鈴木杏）が突然現れ、夏休みの間を正平の家で過ごすことに。

商店街の夏祭りの日。

夏祭りに向かう4人だったが、いすず先生（釈由美子）と約束があるから抜け駆けをしたいと言い出す正平。

拍子抜けする残り3人。

それを見た千絵は「みんなそんなこと(SEX)しか考えてないの?」と幻滅する。

そして正平はいすず先生が彼氏でもない男と仲良くしているところに遭遇！

その上、「普通に恋して、遊んで、たまに悪ふざけもする」と言われ、呆然。

家に戻った正平は、先に帰っていた千絵に「（SEXは）好きな人とじゃなきゃダメだよ」と言う。

千絵は今も11年前と変わらず真っ直ぐな正平に会えて嬉しかったと伝え、2人はみつめあい…。

「そろそろ一線を越えてもいいかな」と園子が友人に話すのを偶然耳にした健吾は、初体験をスマートに終えるため、園子と女友達みんなで海へ一泊旅行に行くのはどうかと提案。

隼人・功司はその案に賛成するが、正平は、メンバーに千絵（鈴木杏）がいることに引っかかっていた。

更に、いすず先生（釈由美子）への未練が断ち切れない正平は、旅行の日と補習が重なったので海には行かないと言い出す。

町内会の大人たちが旅行を妨害すべく「商店街のイベントとして同じ海に行く」計画を立てているという話もあり、旅行へのモチベーションは下がっていく。

その頃、旅費を稼ぐ為にピザ屋で配達のバイトをしていた健吾は、思いがけずいすず先生宅を訪問。

家の中で一人体調の悪そうな彼女を介抱し、それを正平たちに目撃されてしまう。

弁解する健吾に功司は突っかかるが、正平は何も言えずに終わる。

一人思い悩むなか千絵に後押しされ、正平は、遂にいすず先生へ想いを告げようと決心する。

商店街一行を乗せたバスは熱海に出発。

が、彼らは事前に用意していた切符をキャンセルし忘れたと嘘を吐き、東京残留に成功！

しかしそれは風邪で家にいた正平を除いて。

彼だけは無理矢理バスに乗せられてしまった。

仕方なく熱海で時間を潰す正平の前にいすず先生（釈由美子）が現れる。

すっかり機嫌を持ち直したのもつかの間、過去の体験から、もう生徒と恋をする気はないと告げられてしまった。

一方東京で、健吾（山下智久）たちは各々想いを寄せる女子たちとの一晩に向け行動開始。

ところがそれも不発に終わってしまう。

がっかりするも3人は、エレン（ベッキー）たちと七夕にカラオケ大会の約束を取り付ける。

買い出しの最中隼人と輝美が良い雰囲気になるが、そこに親たちが帰ってきてしまう。

ひと夏の計画が悉く駄目になり苛立つ隼人たち。

しかし旅行を楽しみにしていた千絵を裏切ってしまったのは自分たちだった。

幼い頃から我慢しがちな千絵と一緒に、もう一度夏をやり直そうと4人は決心。

そんな最中、正平は勇気を振り絞りいすず先生に告白メールを出す。

理由は判明したものの、想いを寄せている先生に告白のメールを送ったものの先生の返事は正平の望んだものではなく、モヤモヤした思いを抱えたままだった。

17歳の夏は終った、そう思っていたものの、なんと先生から突然デートに誘われるのだった。

正平のデートを成功させるために仲間たちもサポートしていくものの、秘かに彼のことを思っていた千絵にとってはおもしろくない。

仲間からくどき文句も伝授され、影で仲間たちが見守るなかでデートは順調に進んでいると思われたものの、先生は正平の思いに応えられないと告げるために呼び出したのだった。

しかも、先生と生徒が2人きりで密会していると親にバレ、緊急集会まで開かれる自体に陥ってしまうのだった。

正平の失恋、仲間の賢吾も園子が初めての男といる場面に遭遇し、園子から童貞であることをバカにされてしまうのだった。

何事かと健吾（山下智久）たちが正平に尋ねると「先生と付き合うことになった」という。

驚きが隠せない面々だったが、幸せそうな正平に触発され隼人（成宮寛貴）が童貞を卒業しなければと焦りだすのだった。

隼人は健吾と功司（小栗旬）も巻き込み、どうにか童貞を卒業しようとナンパをすることにした。

するとそこで恋愛セレブを名乗る久米直也（塚本高史）と出会う。

久米は哀れな三人のために町内会長の出馬表明会で大人たちの監視も緩い日に女子大生との合コンをセッティングしてくれた。

そして迎えた決戦の日、まず健吾が女子大生にお持ち帰りされる展開となった。

残された隼人と功司はその状況に焦り、ふと夜の繁華街で風俗に入り道程を卒業しようと試みた。

いざその時、となったが隼人は状況にパニックになり部屋を飛び出してしまう。

すると目の前には風俗に客としてきていた木村先生（的場浩司）がいたのだった。

正平（二宮和也）、隼人（成宮寛 貴）、功司（小栗旬）の耳にもその話が入ったが、健吾がエレン（ベッキー）からも告白されていること、そして一人童貞を卒業したことに隼人は怒りを覚えて健吾に当たり散らしてしまう。

どうにかその場を収めようとした正平だったが、収まりそうにない状況に自身も怒ってしまい健吾と三人は仲たがいとなってしまう。

健吾に負けないと童貞を卒業するために女性との接点を得ようと、三人は何故か文通をはじめる。

あっという間に文通相手といい雰囲気になった三人はそれぞれの相手に会うことにした。

そんな三人を他所に童貞を卒業したはずの健吾が実は最後までしていなかったことが発覚する。

健吾は「好きな人とするべきことだから」と止めたことを言うと、他の三人はその行動を非難したが千絵（鈴木杏）のみは健吾のその心がけを褒めるのだった。

その場で久米は美人マネージャーを侍らして登場したが、功司はその中に美由紀（水川あさみ）の姿を見つける。

周囲が盛り上がる中、功司と美由紀は甘い雰囲気になり、このまま関係を持つのかという空気になったが、新たな壁が功司を襲うのだった。

一方その頃、千絵（鈴木杏）が好きだと健吾（山下智久）は他の面々に相談していた。

しかし健吾の気持ちを全く理解できない三人は首をかしげるばかりだった。

懸命に千絵にアピールする健吾をのんきに応援する正平（二宮和也）だったが、なにかひっかかりのようなものを覚えるのだった。

そして運命の練習試合当日、欠員が続いた戸越高校は補欠として正平、健吾、隼人（成宮寛貴）が試合に出ることになった。

結果は惨敗だったが、童貞卒業へ功司が一歩リードする展開となったのだった。

そこへ、ギャル軍団のマキ(AKINA)がやってきて隼人の胸に泣きついてきた。

どうやら彼氏のシン(DAIGO☆STARDUST）との関係に悩んでいるらしい。

その頃、隼人は毎年恒例の『品川ロック』に出場するため、バンドの練習に励んでいたが、メンバーに欠員が出たため正平が加わることになった。

そして迎えたフェスティバルの当日、会場は観客でいっぱいだ。

客席にはエレン（ベッキー）や木村先生（的場浩司）たちもいる。

やがて隼人たちの出番になり、司会に呼ばれてるが、隼人はマキを呼びに行って戻ってこない。

仕方なく、正平たちがステージにあがり、演奏を始めようとした矢先、隼人とマキがステージに登場。

演奏前に隼人は客席に向けて自分たちの意気込みを声高に宣言する。

そしていざ演奏を始めようと隼人がジャンプをするが、気合が入りすぎてステージから落ちてしまい、結局危険になって優勝を逃してしまうのだった。

正平は、自分の気持ちは友情だと思い、健吾と千絵が二人きりになるチャンスを作ろうとする。

一方、ゆり子（西田尚美）は、千絵と正平を近づけようと考えていた。

ある日の夜、浅井家に集まったゆり子のナース仲間がカラオケ大会に行き、千絵と正平だけが浅井家に残される。

そこで思わず千絵は正平に告白してしまい、驚いた正平はしばらく呆然として街に歩き回った。

その後、いすず先生（釈由美子）のアドバイスを元に正平は、千絵に対して友達として好きだという自分の気持ちを伝えるのだった。

健吾の方は、上戸越の福引で温泉旅行が当たったと言って千絵を誘う。

正平への思いを知っている健吾は、ゆっくりでいいから自分が千絵のたったひとりの男になれたらと正直に語り掛ける。

そして健吾と千絵が旅行に行った後、輝美（水野はるか）から千絵の思いを聞いた正平は、千絵に対する本当の気持ちに気づき、健吾たちの後を追って走り出すのだった。

やがて、商店街の人たちに二人で温泉に行ったことがばれてしまい、厳しく咎められた健吾は、千絵との交際を認めて認めてもらえるよう訴える。

そのことがきっかけで、正平(二宮和也）は千絵が自分にとって大切な存在であることを確信し、健吾をライバルとすることも仕方ないと考えた。

千絵は、自分からは何も語ろうとしなかったが、とも子(片平なぎさ)は、ふとしたきかっけから千絵のウソに気づいていた。

やがて、水沢（郭智博）という千絵の同級生が戸越にやってきた。

以前、千絵とつきあうことを仲間同士で賭けをし、千絵の心を傷つけた相手だった。

千絵はそのことを忘れようと戸越にやってきのだが、水沢は千絵に被害者ぶるのをやめろと言い放つ。

千絵とのことが噂になり水沢の立場が危うくなっているらしい。

水沢は、合意の上のつきあいだと証言して二学期からは学校に来るよう千絵に迫った。

水沢との件は、やがて正平たちの耳にも入り、正平は千絵を守ろうと静かにバットを握り、水沢のもとに向かおうとするのだった。

開放された4人は、商店街の大人たちに叱られ厳しく問い詰められるが、誰一人理由を口にしなかった。

大人たちが取り締まりを強化しようと話し合う中、健吾たちは戸越を去る予定の千絵を誘って海に行く計画を立て始める。

他のメンバーもそれぞれ彼女を誘い、DB4のメンバーに千絵(鈴木杏)やエレン（ベッキー）も加わって男女4人の旅が始まった。

行先は、恋愛セレブ・久米直也(塚本高史)の別荘。

いよいよDB4童貞卒業の準備が整った。

しかし、肝心の久米の都合で別荘が使えなくなり、代わりに海を見下ろすコテージで夜を迎える。

正平もようやく千絵に対する愛に気づく。正平からの愛の告白を涙を流しながら受け入れる千絵。

とその時、コテージの外からセックス阻止の大きな声がかかる。大人たちの妨害により、童貞卒業の旅行はバーベキュー大会へと変更された。

それでもみんなで一晩一緒に過ごし、朝日を見ながら語り合った夏は17歳の彼らにとって忘れられない思い出となった。