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業務部と言えば”談合”。

今まで経験したことのない業務に戸惑いを覚えながらも、平太は必死に食らいついて仕事を行っていた。

しかし、違法な談合が行われていることを目の当たりにした平太は罪悪感を覚える。

これを上司・西田（カンニング竹山）に伝えても、”必要悪”であると言われ更に悩むことに。

一方、このような談合の根回しの結果、池松組が請け負うはずだった案件について、ある問題が生じていた。

トキタ土建が談合に加わらず赤字覚悟での入札を行う予定であるというのだ。

更に、トキタ土建の社長・山本（高橋一生）は常務・尾形（陣内孝則）の説得を聞き入れる様子もない。

池松組は無事に入札することはできるのか…。

しかし、その落札の裏には山本（高橋一生）が城山議員（西岡徳馬）に手回ししてもらっていた事実があった。

なんとか地下鉄工事を落札したい池松組は費用の削減を徹底。

他の会社が他社と組んで請け負うのに対し、池松組は単独での落札を目指すことになる。

ある休日、尾形（陣内孝則）に競馬場まで呼ばれた平太（小池徹平）は、そこで建設界の”天皇”、三橋萬造（中村敦夫）を紹介される。

そんな建設界の重鎮と、同郷であったこともありすぐに打ち解けることが出来た平太であった。

一方、資料の片づけをしていた萌（臼田あさ美）はトキタ土建のページに付箋がついていることに気が付いていた。

検察の動きの趣旨について考えを巡らせる萌。

後日、平太は三橋から茶会の招待を受ける。

出席すると、そこには大手ゼネコンの社員など優秀な人材ばかりで平太のような若手の社員はいない。
馬鹿にされ悔しがる平太であったが、そこで三橋が意外な声をかける。

案の定、池松組の新工法の情報はすぐに他の会社の知るところとなっていた。

困った真延建設の長岡（志賀廣太郎）は調整をしてもらえないかと三橋（中村敦夫）のもとを訪ねたが、三橋（中村敦夫）は断る。

仕方なく城山（西岡徳馬）に調整を頼むこととした長岡。

そして、城山は三橋のもとを訪れ、真延建設が地下鉄工事を取ることが出来るように説得にあたる。

初めは嫌がる三橋であったが、結果的に地下鉄工事に関する調整を引き受けることとなった。

そして後日、池松組にやってきた三橋は、地下鉄工事の入札競争から手を引き、代わりに7000億円の工費が動く工事を勧めてくるが…。

そのことについて会社で話すと、尾形（陣内孝則）も検察が本腰をいれる可能性があると警戒心を募らせる。

ある日、三橋（中村敦夫）に呼ばれた平太は、調整をうける代わりに提案された案件についてさらなる条件を提示されるが、その内容は猪田組が得をし、池松組が損をするという内容であった。

三橋からの話に憤る平太であったが、尾形からは「無視しろ」と指示される。

一方、検察は城山（西岡徳馬）のお金の流れをつかみ始め、そのお金の行き先は競走馬の購入ではないかと見当をつけていた。

その後はしばらく三橋からの提案の回答を避けていた尾形。

しかし偶然、三橋と会うことになり、談合に応じるという回答をせざるを得ない状況に陥ってしまう。

談合に応じることを知った池松組の社員は、せっかくの新工法も無駄なものとなったことによる無気力感が充満していた…。

強制捜査へ踏み切るための証拠収集を着実に行い、城山の金の流れの全容が暴かれるのも時間の問題である様子。

一方、平太（小池徹平）たちは、瀬戸内棟梁にJVとして参加させてほしいといった内容の調整の条件変更を持ち掛けられる。

それは、前に猪田組が関与する工事が立ち消えになった影響によるものであった。

これを尾形（陣内孝則）に話すと、一切耳を傾ける必要はないとのこと。

そのまま兵平太を交渉に向かわせる。

平太は尾形からの指示通り、譲歩せず提示された条件を突っぱねる。

すると今までと同じ条件で調整に参加することが決まった。

そして入札当日、通常通り手続きが行われ落札した会社が決まった瞬間、東京地検が会場に現れ捜査を開始する。

平太・池松組はいったいどうなるのか…。